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記事全文を読む→日本代表・ハリルホジッチ監督“東アジア杯V逸”でわかった「恐怖政治」の実態
8月1日に中国・武漢で開幕したサッカー東アジア杯。ハリルJAPANは、アジア王者の風格もなく、連覇を逃した。何しろ厳格な規律を重んじるハリルホジッチ監督のもと、選手たちがビビりまくりで──。
今年3月、親善試合2連勝で船出したハリルJAPANだが、6月のW杯2次予選の初戦、ホームで格下のシンガポールにまさかのドロースタート。東アジア杯では海外組を招集せず、新戦力の発掘が目的とはいえ、はるか格下の北朝鮮に1対2の逆転負けを食らうと、闘将・ハリルホジッチ監督(63)は「ガッカリしています」と国内組への失望を口にし、続けて「準備不足」を敗因にあげ、Jリーグの過密日程で生じた疲労を強調した。そして続く韓国戦も引き分けに終わり、屈辱のV逸が決定。サッカーライターの渡辺達也氏が解説する。
「確かに今季のJリーグは収益重視による日程で、リーグ戦から中3日という強行スケジュールでした。これまでなら土曜日(7月25日)の試合後は体調をケアするなどして数日後に決戦の地に乗り込みますが、今回は水曜(7月29日)にも試合が組まれたため、代表組は翌日、国内各地から中国へ出発、現地集合でした。国内での親善試合ならともかく、ありえない話です」
そのうえ、若きエース・宇佐美貴史(23)は1人だけエコノミーでの移動を強いられた。スポーツ紙デスクは、
「中部国際空港からの出発組は9人で、予約されたビジネスクラスは8人。最年少を理由にエコノミーチケットを渡された宇佐美は『記事にしてくださいね』と笑い飛ばしていましたが、狭いシートでの約3時間のフライトはストレスになったと思いますよ」
北朝鮮戦で不発のまま途中交代となった宇佐美だけでなく、DF陣からも「(監督の意向に従うだけでなく)メリハリをつけるべきだった」と反省の弁ばかりが目立った。就任当初、指揮官が威勢のいいコメントを連発していたハリルJAPANは、なぜこんなに弱いのか。前出・デスクは、
「ハリル監督の恐怖政治による萎縮が一因ですよ」
と指摘するが、前出・渡辺氏もこれに追随する。
「ハリル監督の『前へ前へ』の指示を忠実に守ろうとして、先制点を奪いながらも前から速いプレスをかけ、奪えば縦への速攻一辺倒で体力を消耗してしまった。ボールを持ったらすぐ縦へのパスを出せと言われているため、ボールをキープしてドリブルしたり、横に回したりしたくてもできないんです。そうやると怒られるんじゃないかと。言われたことを忠実にやっているだけで、自分たちで考えないサッカーになっているんです。もしベテランの(元代表)遠藤保仁(35)がいれば、時間帯によってはボールを保持し、緩急をつけ、勝ち切っていたでしょうね」
DFの槙野が「(ハリル監督が)怖いですよ」と漏らしていたように、選手たちは「いずれレギュラーを外されるのでは」とビクビクし、戦術どころではないのだ。
そしてハリル監督は選手の管理も強化。
「体脂肪率を計測させて11%以下を厳命し、食事時間も厳守。14%だった宇佐美は締めつけが最も厳しく、『プロとして恥ずかしくないのか』と指摘された。『俺の要求に応えられない(体脂肪率を管理できない)ヤツは呼ばない』というわけです。おまけに不得意な守備の負担が少ないポジションがいいのに、守備の時間が多く、下がってのプレーを強いられている」(スポーツライター)
さらには「所属クラブでレギュラーにならなければならない」と厳しい注文をつけている。あまり試合に出ていないとなれば、ザック時代のように海外組を優先する気もない。本田圭佑(29)、香川真司(26)、長友佑都(28)でさえ、外される可能性は十分にあるのだ。
早くも露呈した管理サッカーのほころび。W杯最終予選突破を危ぶむ声さえ出る始末なのである。
アサ芸チョイス
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