芸能

紅白には興味なし、“おかみさん”高田みづえが歌手復帰を果たした理由とは?

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 1970年代から80年代にかけて活躍した歌手・高田みづえ。今月8日放送のNHK「思い出のメロディー」で31年ぶりにNHKホールの舞台に立ち、見事な歌声を披露したことから、年末の紅白歌合戦への出場も噂されているという。NHK関係者が語る。

「紅白は視聴率の軸となっている高年齢層を意識した歌手や曲は外せません。ただ、NHKは演歌を減らしていく方針を持っているので、徐々に70年代、80年代の歌謡曲へと移行していきたいわけです。それで『私はピアノ』等のヒット曲を持つ高田さんの紅白復活の話が出ているんです。高田さんは、当時のアイドルの中で、人気と歌唱力を併せ持った数少ない歌手です。31年ぶりの紅白復帰となれば、昔のファンは注目するでしょうね」

 85年に人気力士だった現・二所ノ関親方と結婚し、芸能界を引退した高田。今回のNHK出演は一夜限りのもので、紅白への出場は否定しているという。芸能関係者が語る。

「高田さんはデビューから2年連続で紅白に出場していますが、3年目の79年に落選。悔しくて、正月も実家へ帰らずに歌のレッスンを続けたほどです。翌年には返り咲き、8年間の歌手生活で7回紅白に出場しています。それだけこだわりがあるので、『紅白はその年のヒット曲を持つ歌手に出て欲しい』と考えているんです。また、今回のNHK出演は、自分が注目されることで、長女でタレントのアイリさんの芸能活動を後押しするためだと報じられました。ですが少し違っていて、自分がプロとして舞台に立つ姿を見せることで、アイリさんに刺激を与えたいと思ったからなんです。それで相当訓練したようですよ」

 8日に「思い出のメロディー」が放送された際、舞台稽古中だったアイリ。スタッフに「休憩を取るから観たら?」と言われても断ったという娘に、母の思いは届いたようだ。

(中村葵)

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