社会

東京・中野“劇団美女殺人事件”警察が追う沖縄訛りの男「公園で口論していた男性の存在」

20150917r

 加賀谷さんの周辺には、さらに「謎の男」も登場する。マンション近くの工務店店員によれば、

「事件があったあと、ウチに来た運送屋の方が『以前、(加賀谷さんの)部屋に刺青のある男が入っていくのを見た』と話していました」

 そしてもう1人。加賀谷さん宅に程近い公園で、加賀谷さんと思われる女性が男と口論している様子を目撃した近隣住民がいる。7月中旬の深夜1時過ぎのことだった。

「最初は男2人と女性の3人の声が聞こえましたが、一方の男が『変なことをするなよ』と言って立ち去った。そのあと、残った男は『お前と飲むと、いっつもこうだよな』と言い、女性が持っていた携帯電話を急に取り上げました。女性が『何すんのよ。やめてよ、返して。そういうこと、やめてよ』と騒ぎだすと、男は『うるせぇよ』と彼女を小突いたんです」

 女性は「痛い。やめてよ」と泣き叫びながら抵抗し、「あなたのことは宮城の親も知っているんだからね」と言い放ったという。近隣住民が続けて証言する。

「泣きじゃくる彼女に男は『リサ、俺の話を聞いてくれよ』と何度も呼びかけていましたが、女性は走って逃げようとする。そのたびに男が彼女の腕をつかんで止めるんです。女性は『痛い。やめてよ!』と怒り、男は『話そうよ、リサ。お願いだから聞いてくれよ』と繰り返していました」

 この男の言葉には特徴があり、それは「沖縄なまり」だったという。

「私の知人に沖縄出身の人がいて、それでわかったんです。女性は『あなたのことは大好き。一緒に住みたいとも思っている。でも無理なの。私ね、あなたに殺される。あなたが怖いの。無理なの、もう』と悲痛な感じで、男のほうは『何でリサのことを殺さなきゃならないんだよ』と」(前出・近隣住民)

 深夜の口論は2時間近くに及び、そのあと、男の熱意に負けてか、「リサ」と呼ばれた女性と男は公園入り口の小さな花壇に座って30分ほど話していたという。捜査関係者は、

「劇団関係者、友人を含め、沖縄なまりの男は今のところ見つかっていません」

 と言うが、捜査員が後日、この住民の自宅を訪れ、口論目撃時の状況などを現場検証していったという。

「目下、この男が誰なのか捜査を進めています」(前出・捜査関係者)

 加賀谷さんは9月10日から「見果てぬ夢」と題する所属劇団の公演に出演予定だった。だが、公演ばかりか、女優としての未来そのものが“見果てぬ夢”となってしまったのである。

カテゴリー: 社会   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身