岩崎宏美に続いてデビューに両親は猛反対
「一度も『疲れた』と言わない姉は憧れだった」
アニメの主題歌として、初めてレコード大賞の候補になったのが85年の「タッチ」である。歌ったのは岩崎良美(50)で、デビューから5年目の大ヒットだった。
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─最新ニュースとして、初のカバーアルバムを秋に発売されるとか。
良美 そうなんです。もうレコーディングは終わっていて、昭和から現在まで、それこそステキな歌姫たちの作品を集めました。自分で言うのも何ですけど、仕上がりは自信あります。
─さて、デビューは松田聖子や田原俊彦と同じで「花の80年組」と呼ばれました。
良美 他にも河合奈保子ちゃんや柏原芳恵ちゃん、もんた&ブラザーズもいて、芸能界自体が活気づいていた時代でしたね。
─その5年前には姉の岩崎宏美がデビューし、新人賞を総なめに。間近で見る〝歌姫.は、どう映った?
良美 朝から夜中まで働きっぱなしなのに、絶対に「疲れた」と言わないし、とにかくキラキラして見えました。私も最初から歌手とは考えなかったけど、芸能界に入りたいと思いました。
─結果的には姉妹そろって歌手になり、両親の反対はなかった?良美 ありましたよォ、同じ世界だと足の引っ張り合いになるんじゃないかって。でも、いつの間にかデビューしてしまったので(笑)。
─当時の歌謡アイドルの忙しさは殺人的だったと言われます。やはり、そんな実感でした?
良美 歌番組もバラエティも多かったですし、夜中には雑誌の撮影があったり、レコード店をキャンペーンでくまなく回ったり。とにかく忙しかったですけど、でも、その分、音楽が身近にあった世の中だったなと思います。
─デビュー年も新人賞レースに名を連ねましたが、真のヒット曲と呼べるのが85年発売の「タッチ」。これまでで最高の25万枚を記録しました。
良美 ところが、最高位は12位くらいなので、本人にはヒットしたって実感がないんですよ。当時、ドラマの「スクールウォーズ」(TBS)の撮影が忙しかったこともあり、オンタイムで「タッチ」を歌った回数も本当に少ないんです。
─いわゆる「ロングセラー」の部類です。あのイントロは、それを聴くだけで青春の日々にタイムスリップさせる効果があります。
良美 8曲くらい続けて歌うお仕事でも、やっぱり「タッチ」のイントロの瞬間、お客さんの反応が違いますね。ポジティブで、とってもエネルギーのある歌なんでしょう。一時はフランス語で、しゃれたアレンジで歌ったこともありましたが、皆さんが喜んでくださるのは原曲のアレンジ。幸い、キーも変わらないので、今は元のまま歌っています。
─つい先日、姉妹で「聖母たちのララバイ」をデュエットしている貴重な映像がオンエアされました。逆にお姉さんが「タッチ」を歌ったことは?
良美 1度、テレビの企画で歌ったそうです。私に「歌ってみると大変ねえ」って言ってました(笑)。
─デビュー30周年を過ぎて、まだまだ〝艶声.はかげりを見せず‥‥。
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