太陽系のように、太陽の近くには水星や地球のような小柄な岩石惑星があり、遠くには木星や土星のような巨大なガス惑星が鎮座する。これまでは、これが宇宙の普遍的なルール、いわば「銀河の交通整理」だと信じられてきた。ところが今年4月、ESA(欧州宇宙...
記事全文を読む→15歳少女を2年間…寺内樺風容疑者の“変質的な素顔”(1)普通の大学生活を送っている裏で…
エリート高校から千葉大工学部へと進み、「学業」と「犯罪」を両立していた鬼畜の手から、2年ぶりに少女が生還した。同類の事件で思い出されるのは00年に発覚した新潟の事件。その犯人Xの母と接触、現場の部屋にも足を踏み入れた窪田順生氏が、逮捕された寺内樺風容疑者の変質性の秘密を暴いた!
「中学の頃から女性を誘拐したいという願望があり、ネットで誘拐する場所を探し、少女を見かけ、自宅まで尾行した」
2014年3月、埼玉県朝霞市の自宅近くを歩いていた中学生のAさん(当時13歳)を誘拐し、自身が通う千葉大学のキャンパスに面したアパートに2年に及んで「監禁」をしていたという寺内樺風(かぶ)容疑者(23)は、警察の取り調べでみずからのゆがんだ性癖についてこのように吐露したという。
いまだ謎の多いこの事件だが、この供述が事実だとすれば、寺内は10年近くもどす黒い欲望を抑え込んで生きてきたわけだ。
ただ、そのような寺内の「心の闇」よりも私が衝撃を受けたのは、この男がそのような異常性を周囲に悟られることなく、みごとに世間を欺いていたことだ。
事件後、マスコミに登場する千葉大同級生の多くは、寺内を「普通」と評している。親しい友人も、「家で飲もうという話になったら『汚いから』とやんわりと拒否された」などの逸話を明かしているが、寺内の小児性愛、いわゆる「ロリコン」的言動は把握していない。実際、テレビニュース等には軽自動車で友人とドライブを楽しむ寺内の映像が流されたが、そこで友人とたわいもない会話をする寺内は、「今時の大学生」にしか見えない。
実際、寺内は実にありきたりで、自然な学生生活を送っている。少女を閉じ込めていた時期、2泊3日のゼミ合宿にまで参加。ゼミ担当教授は大学側の会見で、「ごく普通の学生で成績は中ぐらい。無断欠席はなくきちっとしていた。礼儀正しい学生だった」と述べ、現在は留保されているが、この春には「卒業」もしている。
寺内は2年にわたって「学業」と「監禁」という卑劣極まりない犯罪を両立させていたことになるのだ。
これには本当に驚いた。なぜならば、私がよく知る「監禁男」というのは、決してそんな器用な立ち回りをすることはできず、あらゆる面で寺内の対極にいるような人間だったからだ。
その「監禁男」とは、今から16年前の2000年1月に発覚した「新潟少女監禁事件」の犯人・Xである。28歳の時、小学4年生(当時9歳)の少女を誘拐し、住宅街にある民家2階の八畳間で9年2カ月にわたって「監禁」をしたXは、懲役14年の服役中に精神異常を来し、現在は「障害者」として出所後に更生の道を歩んでいる。
覚えている方もいるだろうが、Xは「ひきこもり」だった。幼い頃から病的なまでの潔癖症だったが成長をするごとに重症化し、高校卒業後は、友人との関係を全て断ち切り2階の自分の部屋に閉じこもる。母親が2階に上ってくることすらもきつく禁じたのである。当然、友人はゼロ。近所の住民からも、「もう何年も姿を見かけていない」と言われるような存在だった。
ただ、そんなXにも楽しみがあった。自家用車でのドライブだ。外の世界は「汚れている」とめったに出歩くことはなかったが、車ならばどこへでも出かけることができたのだ。「ひきこもり」生活が10年過ぎたあたりで、ひとりでドライブをした休憩中、目に入った少女を誘拐したのである。
犯行に至った経緯からもわかるようにXには社会性のかけらもない。卑劣な犯罪を行いながら、「学生生活」や「友人づきあい」をそつなく続けていた寺内とは「真逆」とも言うべき人間なのだ。
◆窪田順生(ノンフィクション作家) 1974年生まれ。「フライデー」の取材記者、月刊誌編集者、全国紙記者などを経て、ノンフィクション作家となる。「14階段─検証 新潟少女9年2ヵ月監禁事件」で小学館ノンフィクション賞受賞。
アサ芸チョイス
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...
記事全文を読む→「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...
記事全文を読む→20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...
記事全文を読む→

