「推しメン」選びの基準は?
とはいえ、最大の問題は誰に投票するかである。
やはり、開票中継をドキドキしながら見守りたいところだ。すると、今回の総選挙の見どころが重要となってくる。ここはAKB48ファンの先人に聞くのが早かろう。
「あっちゃん(前田)の卒業で、AKB48は改革の時期に来ています」
こう話すのは、安田大サーカスのクロちゃん。AKB48の大ファンで、速報が出た晩は眠れなかったという(笑)。総選挙を辞退した前田が前回、獲得した約14万票がどこに流れるのか。これが、一つの見どころである。眠い目をこすりながら、クロちゃんが続ける。
「去年、あっちゃんに投票した人は、今年はまだ入れてない人が多いんじゃないかな。2番目に推しているメンバーに入れるという選択肢もあるけど、次世代のセンターを任せられるコに投票するんじゃないかな。そう考えると、責任を預けられるのは大島優子、柏木由紀、高橋みなみ(21)、松井玲奈(20)の4人だと思うんです」
なるほど、1位の勝ち馬に乗るというのも、投票動機の一つになる。
さらに、もう一つの見どころもある。それは「地方の躍進」である。名古屋を拠点に活動するSKE48、大阪を拠点に活動するNMB48、さらには福岡を拠点に活動するHKT48のメンバーが上位に来るというのだ。クロちゃんが続ける。
「速報の64人中17人がSKE48のメンバーでした。SKE48はシングルが出たばかりなのに、AKB48のシングルを買わないと投票できない。ファンは『負けちゃいけない』という気持ちになるんです」
実際に、クロちゃんはSKE48の松井珠理奈(15)が「激推し」で、すでに投票済みだそうだ。「中央vs地方」という対立軸で、攻める地方に加勢するか、守る中央に加勢するかはオヤジしだいなのである。
また、玄人ばりに楽しみたい人は、ブレーメン大島氏の基準が参考になる。
「自分みたいなオタクになると、もう上位は順番が違うだけで、いつも同じメンツで興味がないんです。それよりも、今年から64位まで発表されるようになったことがうれしい。64位ギリギリに自分の推しているコを入れたい」 若手育成という視点も一つの楽しみ方なのだ。
一方、経済評論家の森永卓郎氏は、やや不純にも見える理由で投票するという。
「番組で共演中の仲俣汐里(19)に入れます。だって、本当に黒いところがない天使のようなコなんです」
だが、番組でメンバーと共演しているバッドボーイズの佐田正樹はこう言う。
「だから、メンバーときちんと話をしたことねぇし、わかんねーよ。えっ、推しメン?篠田かな・・・」
そこで、本誌記者もさっそく投票してみた。
まったくAKB48を知らない記者が頼るのは、選挙ポスター。完全オヤジ目線で、公式ガイドブックの選挙ポスターのページをマジマジと見つめ、最も肌の露出の多い人を探したのだ。秋元才加(23)もセクシーだが、彼女は全国のファンが投票するだろう。
やはり、ツウぶって64位ギリギリを狙いたい。そして、勢いに勝る「地方」に加勢したい。そこで発見! 過去の総選挙では常に圏外。しかも、「地方」のSKE48のメンバー、佐藤実絵子(25)だ。何より選挙ポスターが最もエロい!
ほぼ全裸のカットで、胸元を隠すのは〈二十五歳の秘密解禁〉の文言。選挙結果しだいでは何だか期待してしまう。「頑張れ! 姉さん」と佐藤の愛称を叫ぶほど、オヤジ記者は総選挙にハマってしまったのだった。
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