クライマックス政局で登場
この「たかじん+橋下」潰しを策動したのは、裏で霞ヶ関官僚を動かす「闇将軍」を気取る、民主党・仙谷由人政調会長代行(66)ではないかと言われる。政治部デスクが言う。
「先日、政治資金パーティで、『英雄を願望しても、いずれ幻想に変わる』とスピーチしていました。明らかに橋下氏を意識した発言ですね」
こうして、民主・自民はひそかに手を組んでたかじんを一気に葬り去り、橋下維新に大ダメージを食らわせる─はずだった。ところが、である。表舞台から消えるはずのたかじんのまさかの復帰情報に、民主・自民、そして官僚は大慌て。理由は明らかだ。
まずは、夏直前という復帰のタイミング。前出・政治部デスクが解説する。
「いよいよ解散総選挙ムードが高まり、消費増税法案を巡って野田総理不信任案が出されるなど、恐らく政局はクライマックスを迎えます。さらに、深刻な電力不足で、原発再稼働論議が激化する。そこにたかじんが復帰してレギュラー番組に登場し、橋下氏と同様、かねてからの主張である『それでも原発はいらん。あんな高い給料をもらってる関西電力は、いくらでも削るところはあるやろ』『関電は利益の9割を家庭用電気料金から得て、一般庶民を食い物にしている』とやる。たかじん不在のアオリか、大阪維新の支持率は若干、落ちてきていますが、再びブームを巻き起こします」
テレビ局も10月の番組改編期に向けて、すでに動きだしている。本来、たかじんの冠番組を本人抜きのまま10月以降も続けていいのか、という話し合いがなされるところ。しかし、そこは関西随一の視聴率男。各局から復帰待望論が噴出しており、極秘裏に復帰シナリオが検討されているというのだ。
息を吹き返す橋下維新にオロオロする民主、自民、霞ヶ関官僚。彼らにとっては、何が何でも総選挙前にたかじんを再び排除しておく必要がある。前出・政界関係者が言う。
「民主、自民両党とも、橋下氏のスキャンダルを絶えず探しています。ところが、なかなか見つからない。最も効果的なのは、テレビ局に『たかじんを復帰させるな』と圧力をかける方法、あるいはスポンサー封じでしょうが、はたして、そうコトがうまく運ぶか、大いに疑問です」
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