芸能

福山雅治「ラヴソング」の暗い内容に「感動の押し売りはやめて」とブーイング

20160416fukuyama

 4月11日にスタートした福山雅治主演の月9ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)の第1話が、視聴率10.6%に低迷。この結果について、テレビ誌のライターは予想外に暗い内容が影を落としたと指摘する。

「演技未経験の藤原さくらを抜てきしたヒロインが、まさかの吃音症という人物設定には驚きました。しかも周囲は吃音症への理解が足りない人物ばかりで、職場の自動車整備工場も雰囲気が悪く、観ている側の気が滅入るほど。前作の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に続いて社会派ドラマを気取っているのかもしれませんが、視聴者としては感動を押し売りされているように感じてしまうのです」

 だが、本作の脚本家は33歳の女性で、今どきの若者像を知らないとは考えづらい。となると、問題は別のところにあるのだろうか。前出のテレビ誌ライターはこう語る。

「4人いるプロデューサーと演出家のうち、3人が50代なんです。もちろん50代でも若者文化に通じた人は大勢いますが、最近の月9を観ていると、制作陣の高齢化が影響している可能性を感じずにはいられません。どうにも視聴者層を見誤っているように思えてならないのです」

 ちなみに昨年7月クールの「恋仲」は尻上がりに視聴率を伸ばし、最終的には「恋仲ロス」を生むほどの人気を得ていた。同作品のプロデューサーは「月9は常に若い視聴者に向けて作られる枠であってほしい」と語っていたが、いまのフジテレビに欠けているのはそんな姿勢ではないだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
また出た!広島カープに「ベテラン選手の不倫デート発覚」下半身コンプライアンス崩壊