政治

「ただのイジメ!」舛添元都知事の初恋ラブレターを番組で晒したフジに批判殺到

20160623masuzoe

 6月21日に辞職した舛添要一元都知事についてのフジテレビの報道に「さすがにこれはやりすぎなのでは?」と、ネット上がざわついている。

 問題視されているのが19日に放送された情報番組「Mr.サンデー」。番組には舛添氏の故郷・福岡県北九州市に住む「舛添氏の初恋の相手」と紹介された女性がVTRで登場。その初恋相手は舛添氏と高校時代に数年間文通を続けていたようで、番組で舛添氏から送られてきたという大量の手紙を公開した。

 また、その初恋相手はたくさんの手紙の中で印象に残っている言葉があると話して、「正しく・強く・美しく生きていこう」と書かれたメッセージを披露。「“正しく”がちょっと欠けている」と舛添氏に苦言を呈した。

 舛添氏の少年時代を知る人物の証言でもあり、説得力があるのもわかるのだが、プライベートなラブレターを公開する必要性まであったのか、さまざまな意見が寄せられているようだ。

「もちろん、都民をとことんまでイラ立たせた舛添氏が元凶ではあるわけですが、初恋相手への恋文まで引っ張り出して叩くことに、さすがに嫌悪感を示している人も多い。『ざまあみろとも思うけど、これだとただのイジメ』『なぜ、ここまでフジテレビはするの?』など、今回の報道について批判の声も殺到しています」(週刊誌記者)

 今回の一連の舛添批判に最も熱くなっていたのがフジテレビだ。「今回は頑張っている」「そうだ、舛添をもっと追い込め!」「応援します」という声も多かっただけに、つい突っ走ってしまったのかもしれないが、ともすれば行き過ぎた報道は、追い込まれた悪党たちの逆襲の手段として使われかねない。

 報道の自由を「やりたい放題」とはき違えず、庶民の気持ちをうまく反映したニュース作りに徹してほしいものだ。

(田中康)

カテゴリー: 政治   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身