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記事全文を読む→怪しい「迷惑メール」返信やり取りの“衝撃結末”!(3)撃退法は「なむあみだぶつ」
多田氏が続ける。
「しばらくメールでやりとりしていると、今度は『皇帝』という男から連絡が来るようになり、続いて老婆の担当医という人物が『Mさんの容体が急変して』と。しばらくすると再び『皇帝』からメールが届き、老婆が亡くなり、僕に3億円の遺産を遺したと言うんです。しばらく無視していると、『Mさんがあなたへ遺した遺産の一部は僕が責任をもってお届けします』と。実は老婆が登録していたサイトは、メッセージを送信すると21ポイント、210円がかかる出会い系だった。業者は僕にこの利用料を繰り返し支払わせるために、何通にもまたがるストーリーを考えていたわけです」
ちなみに多田氏が遺産譲渡の話を無視し続けたところ「皇帝」から「密葬にして火葬だけすることになりました」という連絡を最後にメールはとだえたという。
出会い系メールでは「なりすまし」もポピュラーで、「長澤まさみです」「元『CanCam』のモデルです」など、芸能人をかたったものも多数存在する。
次から次へと手を変え品を変えて送られてくる迷惑メールだが、多田氏いわく、
「今の詐欺師はメールなどのネットを入り口に、返信させたり、サイトなどに個人情報を登録させると、実際に電話をかけてきて金を取る連中が圧倒的に多い。そして、取れるところからはとことん取る。架空請求も一度払ったら終わりではなく、また同じ手口でやってきます。一方、電話で『それは違法じゃないのか』と、こちらが強気に出たり、警戒されていると判断すると、詐欺師らは深入りせず、ケツをまくって逃げてしまうことも多いんです」
もちろん、だまされたと思ったら消費者センターなどに相談するべきだが、
「戻ってくるかどうかはケースバイケース。逃げる寸前の業者はダメですが、運転がうまくいっていて他から金がどんどん入っている業者は、交渉すれば返ってくる可能性もある。実際に返ってきた事例はいくつもあります。警察の対応はとうと、出会い系サイトの場合、異性を誰一人登録させず、サクラを使ってメールを送っているだけならば詐欺と言えますが、実際に登録者同士のやりとりがある時には、詐欺で立件するにはハードルが高い。商品が届かない時、詐欺だと訴えても、民事上のトラブルじゃないか、と言われるケースもありますね」
ただ、架空請求は立派な犯罪なので、これは即警察に相談すべきだという。
最後に多田氏が推奨する「なむあみだぶつ」の迷惑メール撃退法を紹介しよう。
な:「なりすまし」の存在を意識し、メールを扱う。
む:「無料」の言葉につられない。
あ:アクセスしない、安易なアクションを起こさない。
み:見知らぬ人からのメールは即、削除。
だ:題名(タイトル)の魔力に惑わされない。
ぶ:物騒なシロモノには手を出さない。
つ:通報する。
最後に多田氏は語る。
「昔は相手に金がないとわかれば詐欺師は去っていったもの。でも、今は金がないと言っても『お金を借りる方法がありますよ』『あなたはブラックリストに載っているので、解除費用として先に10万円払ってください』とだましてくる時代。くれぐれもオイシイ話には気をつけることです」
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