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記事全文を読む→週刊アサヒ芸能「創刊60年の騒然男女」政治・事件スクープの表裏!<タレント議員「生死」の境界線>
選挙のたびに現れる「タレント候補」。この60年で無数の有名人が当選するも政界を生き抜いているのは、ごくわずか‥‥。タレント議員の成否の分かれ目はどこにあるのか!?
現在、東京都知事として東京五輪予算に豊洲問題と大ナタを振るう小池百合子氏(64)。その雄姿ゆえ、小池氏がキャスターから政治家に転身したタレント議員であることを忘れてしまいそう。テレ東の「WBS」のキャスター時代、小池氏はインタビューで理想の男性像を語っている。
「ケンカの強い人、それもつまらないケンカじゃなくて、男のケンカができる人」(88年10月6日号)
先日もバラエティ番組で同様のことを話している。現在も小池氏は独身、しかも森喜朗氏(79)ら大御所とのケンカにも勝ってしまいそうな勢い‥‥。しばらく結婚はなさそうだ。
さて、最初に「タレント候補」という文言が使われたのは「タレント候補 激戦のあと」(63年7月21日号)という記事。この時、参院選で石原慎太郎氏(84)がトップ当選、青島幸男氏、横山ノック氏、今東光氏(いずれも故人)らが当選を果たした。タレント議員の当たり年であった。
あれから53年間、実に多くのタレント議員が現れては消えた。その成否が分かれたのはなぜか。政治評論家の小林吉弥氏が言う。
「勉強もせずに政治家になったため、政党の数合わせにしかならなかったという人もいるでしょう。仮に勉強して能力があったとしても、永田町は嫉妬渦巻く世界ですから、地盤もなく選挙に勝ってきた人間は引きずり下ろされてしまうということもある。そのため政治家として生き残れない」
小池氏や石原氏は稀有な存在ということになる。消えゆくのがタレント議員の定めなのだが、消え方に問題があった人もいる。
「論外は大橋巨泉氏や立川談志氏のような人。民主党から出馬した巨泉氏は、自分の主張が党内で通じないからと、わずか6カ月で辞めてしまい、談志氏は三木内閣の沖縄開発政務次官まで務めましたが、沖縄視察の際に二日酔いで会見に臨んだことを批判されて、自分を曲げたくないからと辞めてしまった。思ったとおりにいかないのが政界なのに、そこをまったく理解していないんですね」(小林氏)
我を通さず、永田町の掟に従ったタレント議員だけが生き残るのだ。成功するのは一握りだが、なぜか女性議員が多い。例えば、蓮舫参院議員(48)は民進党トップとなった。自民党では山東昭子参院議員(74)が派閥の領袖に収まっている。
「まだまだ永田町が男社会で女性が重宝されるという面もあるが、肝心なのは本人の努力や頭の回転のよさでしょう。ただ、蓮舫氏は未知数ですけどね。民進党自体が土俵際でしょう。人材がいないんだから、党再生の看板にはなるんでしょうけど、政策をぶつけ合う本来の代表としてはどうでしょうかね」(小林氏)
今年の参院選でも多くのタレント議員が誕生した。そのうち何人が生き残れるのだろうか。
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