新宿、渋谷、池袋……休日に少し足を休めようとベンチを探し、「座れる場所がない」と驚いた経験はないだろうか。東京では今、「座るだけ」のことが、ちょっとした贅沢になっている。都内で働く40代のサラリーマンはこうこぼす。「昼休みに外へ出ても、座る...
記事全文を読む→お笑いよりも作家として有名に!?B級芸人が生んだ意外な迷作がこんなにあった
芥川賞受賞作家のピース・又吉直樹、オードリー・若林正恭、メイプル超合金・カズレーザー、オアシズ・光浦靖子らは“読書芸人”として知られるガチの本好き。カズレーザーは忙しい中、年間200冊も読破するという。
そんな売れっ子芸人たちの陰に隠れて、ひっそり売れた芸人の著書がいくつかある。昨年、一部で話題になったのが、過酷すぎる芸人のバイト事情を綴った「プロレタリア芸人」だ。作者は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する漫才師、ソラシド・本坊元児。
演芸雑誌の編集者は本書についてこう解説する。
「あれは底辺を行ったり来たりする芸人の収入を、実体験に基づいて記した名著。かなりの秀作でした」
地元の関西を離れて、勇躍、東京に進出したが、売れる気配はまったくなし。壮絶な肉体労働の現場で働く彼の“現代版蟹工船”は、おぞましく切実で、だけど笑える。漫才師としては筋金入りとあって、同著にもその才能が散りばめられている珠玉作だ。
一方、アニメオタクのハートをがっちりつかみ、無名ながらも年収800万円まで上りつめたのは、天津・向清太朗。「あると思います」で一世風靡した天津・木村の相方だ。向は、アキバカルチャーが流行る前からのアニオタ。
「好きが高じて『まんがタウン』で連載を持ち、14年末には『てんしんらん漫!』を出版。男性向け文庫レーベルからライトノベルを発売したり、収入は常に漫画印税のほうが上。最近は、アニソンとお笑いを融合させたイベント『アニ×ワラ』も大人気で、“800万円男”になるのも納得です」(前出・演芸雑誌編集者)
これも芸のひとつと言えるのかもしれない。
(北村ともこ)
アサ芸チョイス
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