政治
Posted on 2017年02月21日 12:55

小池百合子が猛進する「石原慎太郎潰し」で都庁分裂!(3)水面下では「小池のアラ探し」

2017年02月21日 12:55

20170223g3rd

 2月5日の千代田区長選挙では、小池氏が支援した現職の石川雅己氏(75)が、自民党推薦の与謝野信氏(41)にトリプルスコアで圧勝した。政治評論家の有馬晴海氏が解説する。

「出口調査で小池氏の支持率が84%にも達した結果に、自民党の都議は相当ビビッていると思います。公明党と民進党も小池氏に接近しているのが現状で、1人区では“小池印”がないと負けることがほぼ確実になったわけです」

 すでに昨年12月には都議3人が自民党から離脱して、新会派「新風自民党」を立ち上げていたが、ある自民党都議は、この大惨敗に困惑しきりで、

「小池氏と自民党、どっちを向いて仕事をすればいいかわからない‥‥」

 と漏らしたという。

 前出、有馬氏が続ける。

「就任当初は、豊洲移転問題についても『立ち止まって考えなければいけない』『食の安全を第一に』と、厳しく言えば“漠然とした”発言が多く見られました。しかし、絶大な都民の支持を得て、知事の仕事もある程度さじ加減がわかってきたこともあり、今度は“仮想敵”を作りにかかった。それが豊洲問題においては石原氏であり、みずから“代理戦争”と公言した千代田区長選では自民党都連とそのドン・内田都議でした。今後はオリンピック問題で、森喜朗元総理(79)の名前がさらに頻繁にあがるでしょう」

 こうしたホコ先の変容は、都庁職員も敏感に感じ取っている。

「豊洲の問題にしても、小池さんは昨年9月に『犯人探しは目的ではない』と明言していました。だから今回の“石原さん叩き”は、職員にとっても急転直下の大事件。もちろん、表立って小池さんにたてつく職員はいませんが、リークのタイミングを見据えて、小池さんのアラ探しを始める人間が出てきてもおかしくありません」(別の都庁職員)

 それでも、小池氏は今年7月に行われる都議選をしかと見据えている。

「小池氏の一連の言動は、特に自民党の都議に対して『早く来ないと公認漏れになるよ』というパフォーマンスの部分もある。都議選で勝って、その後も自分が仕事しやすい状況を作るために、1人でも多く“小池印”の議員を増やす必要があるからです。小池氏は1月10日に安倍晋三総理と官邸で面会していますが、私はここで“仁義”を切った、と推測しています」(前出・有馬氏)

 自民党所属の小池氏が、党本部の公認候補を相手に選挙を戦えば「除名処分」となるのが通例だが、

「小池さんは『自民党が自分を切るはずがない』と思っていて、恐らくそれは当たっている。自民党には、今の小池人気を国政選挙に利用したいという思惑があるからです。一方の小池さんにも、都政で実績を残せば自民党が国政の舞台で再び自分を重用するのでは、という思惑があるのかもしれません」(都政記者)

 人気はさておき、「都庁分裂」で禍根を残すことにならなければいいが‥‥。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月12日 14:30

    巨人がセ・パ交流戦15試合消化時点で9勝4敗2分と、白星を積み重ねている。パ・リーグ球団がセ・リーグ勢を圧倒する交流戦で、巨人はセで唯一、大きく勝ち越している。阿部慎之助前監督から引き継いだ橋上秀樹監督代行の、調子がいい選手をとにかく使うス...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月16日 11:00

    まさにハチの巣をつついたような騒ぎになっている。昨年までロッテ監督だった吉井理人氏が、楽天の新監督に就任することが決まったからだ。混迷を極める楽天らしい、シーズン途中という異例のタイミングである。そんな中、楽天は6月17日の午前中に仙台市内...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月19日 07:00

    阿部慎之助前監督が去った巨人は、橋上秀樹代行体制で臨んだセ・パ交流戦に、セ・リーグ球団で唯一、勝ち越した。6月19日からはリーグ戦の再開となるが、ここに元巨人1軍打撃チーフコーチが爆弾を投下した。野球解説者・愛甲猛氏のYouTubeチャンネ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク