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記事全文を読む→中高年を襲う「定年認知症」5つの危ない前兆(3)昔のプライドが邪魔をする
早期発見して切除すればリスクが回避される可能性もあるガンなどの病気と違い、認知症は始まってしまえば決定的な治療方法がない。ただ、認知症の遺伝子を持っていても外的要因によるダメージがなければ発病しないケースもあるという。だから、まずはスイッチを入れないような生活習慣に整えることが肝要になる。米山氏によれば、
「細かい日常生活を改善せずに、やれ脳トレだ、刺激だといっても本末転倒。生活習慣の改善が最も重要で、それ以上のものは何もないのです」
築山氏も言う。
「認知症の予防には、まずは脳幹に負荷をかけないこと。人間は本来、朝起きて昼間活動し、夜眠るものです。ところが、世の中には『俺はまだ若いんだ』と、現役時代さながらに力んで生きている中高年も少なくありません。大事なのは、自分の年齢を認めて適切な行動を取り、必要以上に頑張らないこと。一生懸命や勤勉という言葉が美徳とされた時代はもう終わっています。脳は休んで使うものであり、休まずに使えばいつか必ず壊れます。できないものは諦めることも必要。『俺は昔、こんなことをしてきたんだ』などというプライドは捨て、環境を受け入れる。それが定年認知症を回避する最大の方法です」
生活習慣をキチンと整え、力まずに生きる。脳の働きを枯れさせない唯一の方法なのである。
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