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メディアの注目度も過熱の一途だ。このフィーバーに追従するように、「関連商品」の売り上げがグイグイ伸びている。
6月7日には藤井初の公式グッズである扇子が、12日にはクリアファイルが東京・大阪の将棋会館で発売されたが、双方とも発売開始から1時間以内に完売した。
「連盟は翌週にもクリアファイルを追加販売したのですが、やはり即日完売。記念の28勝目を飾った21日にも、対局が行われた関西将棋会館内の将棋ショップでは両方のグッズを入荷していたのですが、ファンが押し寄せてあっという間に売り切れました」(スポーツ紙記者)
あまりの人気の高さに“ひと儲け”を企てるヤカラも群がり、これまた“濡れ手でアワ”の繁盛ぶりなのだ。
「『ヤフオク!』や『メルカリ』などの大手ネットオークションサイトには、発売直後からグッズの“転売”が横行しており、定価1枚324円のクリアファイルが10倍以上の3500円で落札されていました。扇子は定価2268円ですが、こちらも一時は1万円以上で取り引きされていました」(前出・スポーツ紙記者)
また、藤井が小さい頃に遊んで将棋を学んだという、駒に矢印で動き方が記された「NEWスタディ将棋」など、ゆかりの品も大ヒットしているという。同商品を販売する「くもん出版」の担当者に聞いた。
「今年の4月頃から例年の1.5倍以上、お客様から商品へのお問い合わせが殺到しています。今は製造量に対して3~4倍の受注が寄せられていて、生産がまったく追いついていません。しばらくの間は常に品薄の状態が続いてしまいそうです」
ちまたの親御さんたちはよほど我が子を「未来の藤井クン」にしたいようで、
「各地の将棋スクールにも入会希望児童が増加しています。アマチュアの段位・級位の認定状は日本将棋連盟が発行していて、数千円から、段位が上がれば30万円を超えるものまである。将棋人口の裾野が広がれば、連盟もホクホクでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
長丁場の対局には欠かせない「勝負メシ」も注目の的だ。関西将棋会館の近くに住むファンが、知られざる“藤井効果”を語る。
「藤井四段が21日に頼んだのは、近隣のうどんチェーン『小雀弥(こがらや)』の“ごま味噌とじうどん”でした。当日、自分も食べたくなって出前を頼んだら、どうやら注文が殺到していたらしく、90分も待つことになりました。通常の3~4倍は時間がかかりましたね」
値段は900円、キムチがどっさり入ったピリ辛味は格別だったという。藤井の言葉を借りれば、うどん店にとっても「望外の結果」をもたらしているようだ。
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