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先日、ロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイさんがお亡くなりになりました。わたくし、デヴィッド・ボウイと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ヒット曲「レッツ・ダンス」でも、ロック史に残る名盤「ジギー・スターダスト」でもなく、1983年公開、大島渚監督作品「戦場のメリークリスマス(以下・戦メリ)」です。現在アラフォーあたりのたけしファンなら、わたくし同様、ボウイと言えば、“まずは戦メリ!”と反射的に答える方が、ことのほか多いはずです。
映画公開時、小6だったわたくしは、「戦メリ」の派手なプロモーション活動から伝わってくる、かつてない国際的超大作感と、その大作にビートたけしが参加するワクワク感を、今でもはっきりと覚えています。
中でも最も印象深かったのは、撮影地・ニュージーランドのラロトンガ島へ出発する際、空港で芸能レポーターから、「たけしさん、意気込みは?」と質問された殿が“監督に怒鳴られたりしたら、途中で辞めて帰ってくる”的な発言を、飄々と口にして旅立った姿です。子供心に〈この人はとんでもない大作に出るのに全然物怖じしていない〉と、普段と何ら変わらずの生意気ぶりに、「さすがたけし!」と、唸りました。
で、デヴィッド・ボウイの訃報が発表された翌日、とある番組の打ち合わせでディレクターから「どんな方だったんですか?」と尋ねられた殿は、
「撮影中、各国のエキストラの人たちが結構いっぱいいたんだけど、どの国のエキストラの人たちともワイワイとやってて、全然スターって感じじゃなかったな」
と、彼の思い出を振り返ると、続けざま、
「たまたまちょっと前に、『戦場のメリークリスマス』のドキュメントを見直す機会があったんだけど、あの当時の大島さんのパワーって、ちょっと異常だよね」
と、映画人・大島監督へのリスペクトを語りだしたのです。そして、
「まー自分で言うのもあれだけど、役者でも何でもない、俺とデヴィッド・ボウイと坂本龍一をキャスティングして、あれだけの大作を撮っちゃうんだから、大島さんの感覚って、やっぱりすごいよね」
と、改めて尊敬の弁を続けたのです。で、戦メリ話に火がついた殿は、
「あの時はカンヌで上映したら、やたら前評判が高くて、“グランプリ確実!”なんて情報が流れて、表彰式の後じゃ朝刊に間に合わないので、『Vサインしてる写真をください』なんて言われて、しぶしぶ授賞式前日にピースサインしてる写真を撮らされたんだけど、結局、何にも賞には引っかからなくて、翌日の新聞にはピースしてる俺の写真だけそのまま使われて、〈たけし ヌカ喜び!?〉なんてやられたんだから。えらいカッコ悪かったな」
と、「戦メリ」話になると、必ず出る“カンヌ落選漫談”をしっかりと打ち合わせで披露された、殿だったのです。
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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
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