芸能

「コード・ブルー」映画化に「もはや爆死の臭いしかしない」と悪評プンプン!

 9月18日に月9ドラマ「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~ 3rd season」(フジテレビ系)の最終回が放送され、シリーズ最高視聴率の16.4%で有終の美を飾った。最後には「映画化決定」の文字も映しだされ、来年に映画版が上映されることも決まった。

 その劇場版「コード・ブルー」にはファンから喝采があがっているものの、中には「もはや爆死の臭いしかしない」という否定的な声も少なくないという。だが、フジテレビ制作の映画には「踊る大捜査線」のような大ヒット作もあり、昨年公開の「信長協奏曲」も興行収入46億円のヒットを記録。その流れで言えば「コード・ブルー」にも期待が持てそうだが、映画ライターはこんな見立てを披露する。

「これまでの映画化作品とは異なり『コード・ブルー』にはヒットの条件が欠けています。特に気になるのが、本作の配役が山下智久のワントップ体制となっていること。『踊る大捜査線 THE MOVIE』では主役の織田裕二を差し置いて、いかりや長介が日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。『信長協奏曲』でも主演の小栗旬を山田孝之や古田新太といった演技派が支えましたが、この『コード・ブルー』にはそういうポジションの俳優がいないのです」

 ドラマの配役を見るとそのポジションに近いのはドクターヘリを操縦するパイロット役の寺島進や、脳外科部長の杉本哲太といったところか。だが彼らに重要な役どころが与えられる可能性は考えづらく、あくまで山下の独壇場となりそうな気配だ。また制作陣のほうにも大きな不安要素があるという。

「このサードシーズンでは前2シリーズから脚本家を替えており、大きな批判が寄せられました。その女性脚本家は映画の実績に乏しく、唯一担当したのは永野芽郁と三浦翔平が出演する学園恋愛もの。これでは骨太の医療系映画の脚本を任せられるとは到底思えないのです」(前出・映画ライター)

 もちろん映画化に際しては脚本家を新たに据える可能性もあるが、現時点では情報は乏しく、ファンが疑心暗鬼に陥るのも当然だろう。果たして劇場版「コード・ブルー」は成功するのか。詳細が発表されるまでファンも落ち着かない日々を過ごすことになりそうだ。

(白根麻子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…