芸能
Posted on 2017年10月05日 09:58

TVタブーに挑戦し続けたドラマ「やすらぎの郷」、DVD版は爆売れ確実

2017年10月05日 09:58

 4月から放送されたドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日)が9月29日、最終回を迎えた。

「老人にも若い頃があり、人を愛し、家族を持ち、それが現代の人々につながっている。脚本家の倉本聰氏がこのドラマで描いたメッセージの一つです。震災や原発、高齢者の運転免許、大原麗子さんの孤独死、戦争など暗い問題が盛り込まれていましたが、時にはコミカルに風刺していたので観ていて疲れませんでした」(テレビ誌ライター)

 極道と芸能界の関係など、今ではご法度のタブーにも切り込んだ。「やすらぎの郷」創始者が亡くなる前につぶやいたのは「大笑い 三十年の馬鹿騒ぎ」という実在した極道の辞世の句だ。

「登場人物はみんな喫煙者(笑)。こんなドラマはもう今後は許されないでしょう」(エンタメライター)

 昼にドラマ枠を作ったことだけで画期的だったが、CMを極力入れず、最終回は45分に拡大、中島みゆきが歌う主題歌「慕情」をある日は冒頭で、ある日はエンディングで2番だけをかけるなど自由なドラマ作りも魅力だった。

「主題歌も売れているし、ドラマのDVD化も決定しました。半年という長丁場のドラマだけに見返すことで『脚本家・倉本聰』のメッセージがより理解できるはずです。12月から発売が始まるDVDは、かなり売れるのではないでしょうか」(前出・エンタメライター)

 視聴者やスポンサーの顔色をうかがいながらの番組作りが行われる現代でこのようなドラマが放送されたことは、ある意味、奇跡だったのかもしれない。

(笠松和美)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク