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中身のゲスさで負けてないのが、ダン池田の「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」(はまの出版)だ。
「この本はアイドルなどを食い荒らす業界人を許せないと糾弾する本なのですが、一方で自分もアイドル志願者を食うエピソードを得意げに出しているところがスゴイ。しかも、描写も『今日はメンスだ』などかなり下品なんです。さらに後ろからアイドルの一糸まとわぬ姿を想像し、今日はあのマネージャーとヤッタに違いないなど妄想が激しい。根底に歌が下手なヤツが俺よりカネをもらっている、俺があまり食えないのが腹立たしい、というジェラシーを隠していないところが、むしろ潔くて読後感がいいのです」
反対に、愛人から濃厚ベッドシーンを暴露されてしまったのが松田聖子(55)。米国人の無名俳優ジェフ・ニコルズの「真実の愛」(ラインブックス)では、松田聖子の直筆ラブレター、2人のベッド写真が公開された。ママドルとして人気を博していた聖子の全米進出成功に水を差す下半身スキャンダルとなった。
「本人の知名度がない人の暴露本は売名的でいただけないですね。それよりもむしろ大御所がなぜこんなものを書くのかと驚いたのが『村田英雄の女ごよみ 男は女でつくられる』(近代映画社)です。この本はまるごと1冊、女性体験だけについて書かれた本です。初体験から始まり、村田英雄が自分とやった女についてだけ書いてあります。しかも、本を出したのが亡くなる直前というタイミングなのも驚きでした」
辞世の句に女遍歴をさらけ出すとは、さすが男・村田!
逆に女遍歴を妻・山下典子から「仮面夫婦 私が夫と別れる理由」(祥伝社)で暴露されてしまったのが、ジェームス三木。三木が記した浮気ノート「春の歩み」では、相手女性の見かけがABC評価されたうえに、性器の具合が「毛深い」「臭った」などと克明に記録されていたことが明るみに。
「この分野では漫画家の佐藤まさあき著の『「堕靡泥の星」の遺書』(松文館)という、暴露本史に残る名著があります。同業者からファンまで片っ端から手を出し、さらには募集したアシスタントにまで手を出す。おまけに全て実名で写真付きという問題作です。最後にどうしても言っておきたかったのでしょう」
冥土の土産にするよりも黒芸能史の遺産として遺すべき!
アサ芸チョイス
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