芸能
Posted on 2012年11月26日 10:00

「勝新の銀座の払い」に東奔西走した勝プロ元常務

2012年11月26日 10:00

「勝新太郎さんの右腕だった真田正典さんの場合は、裕次郎さんと違って、より破天荒な勝さんについていた。右腕、軍師という立場と女房役としての立場の双方を使わなければいけなかった。大変だったと思いますよ」

 勝新は無頼な(に見せた)性格と奔放な私生活で有名だったが、銀座に繰り出せば、さほど関係ない人も含め50人ほどの勘定を払うなどということもザラ。その“実務処理”をしていたのも真田氏だ。

「スターの顔を潰さないように、翌日などにこまめに店に行って事後処理をしていく。イメージも崩れないようにね。ただ、それがとめどなく続くワケですから心労はハンパではなかったと思うけど(笑)」

 そして、その根底には勝に対するリスペクトがあるというのだ。

 彼ら大スターの軍師の特徴は、ボスへの忠誠心と裏方に徹するということ。これは何もナンバー2のあり方だけではなかったという。

「山口百恵というスターを作り上げたのは堀さん(ホリプロ創業者・掘威夫氏)。この堀さんやナベシンさん(渡辺プロ創業者・渡辺晋氏)に共通しているのはバンドマンだったということ。常に後ろから主役を見続けてきて、どうすれば輝かすことができるかを会得しているのです」

 これもまた軍師の目と言えるのではないだろうか。

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