芸能

高橋一生、「変幻自在」の活躍の裏にあった“変わらない”所作とは?

 37歳にして“再発見”されたイケメン俳優といえば高橋一生。昨年はドラマ「カルテット」(TBS系)、NHK大河「おんな城主 直虎」ほか、新たにCM5社に起用。現在放送中のNHK朝ドラ「わろてんか」では映画会社を経営するスマートな青年実業家を好演するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍ぶりだ。

 女性誌記者が打ち明ける。「イベントなどにも担ぎ出されるケースが多いため、当然カメラマンを連れて密着しに行くのですが、売れっ子になった今もトークは以前と変わらず、やたらと雄弁だったり、饒舌な調子ではないんですが、そこが女子のハートをつかむ高橋の朴訥とした良さなんでしょう」

 着ている服も地味なスーツにタートルネックなどが多く「イメージが昔と変わらない」とか。

「さすがにここぐらいはスタイリストが替えてもいいのでは?とも思ったんですが、本人がそれを望んでいないんでしょう。ただ、そのことが売れっ子になっても以前と変わらないという効果を図らずも生み出している気がしますよ。イメージを崩さないというよりも、演技をしている時以外に個性の強さが出すぎないことで、様々な役柄になりきり、常に新鮮な印象を役者・高橋に見ることができるんじゃないでしょうか。その意味ではもともとアイドルだったから、まあ、仕方ないのかもしれませんが『何をやってもキムタク』と呼ばれるような木村拓哉とは大きく違うところですね」(前出・女性誌記者)

 現在放送中のキリン「氷結」CMでは、まさかのヲタ芸を披露する一方、公開中の映画「嘘を愛する女」では長澤まさみ扮するヒロインの同棲相手で、ある日くも膜下出血で倒れた後、長澤の知らなかった過去が次々と明らかになるという難しい役柄を熱演している。高橋の変幻自在な快進撃はまだまだ続きそうだ。

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