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記事全文を読む→長谷川豊が明かしたTV業界の“いきすぎ”接待現場(2)ホテルに呼び出されて…
接待する相手は、プロ野球選手に限らない。
「大半はスポンサー関連です。ゴールデンにCMを流してくれるとなったら、最低でも5億円、もっと大口になると20億円、30億円ものお金が局に入るわけです。そういう場に駆り出される社員は、女子アナよりもむしろ一般職の女の子が多い。というのも女子アナよりもルックスのいい元モデルの社員とかがゴロゴロいますから。女子アナよりも頭の回転がよく、“接待要員”としては優れた女性がたくさんいるんです」
驚くことに、かくいう長谷川氏もこうした被害を受けた一人だという。
「接待の場で、ある年配のスポンサー企業の女性社長に、手をグイッとつかまれて胸の下着の中を触らされたこともあります。彼女たちにとって、やはりテレビに出ている私たちのような男性アナは格好の“餌食”になりやすい。他にも後輩の局員が、『息子の家庭教師をしてくれ』とホテルに呼び出され、そのままベッドインさせられたなんていう話もありました。ただ、私の場合、セクハラとは受け止めていません。接待をセッティングしているのは同僚の営業社員。いわば同じチームの一員として、局に利益をもたらすために頑張っている。仲間のために一肌脱げるなら、いくらでも盛り上げます」
熟女スポンサーが接待の場でナマ乳タッチを要求するようなテレビ業界は、やはりセクハラの温床なのだろうか。
「それらをセクハラと称するなら昔からそうです。特に社員がプロデューサーになったら『人生勝ち組』だと錯覚するような連中ばかり。番組にタレントを起用できる“利権”を我が物にして、プロダクションの接待を受けますが、一次会は食事、二次会はカラオケ、そして三次会でハメを外すわけです。そういう場に差し出されるのが、いわゆるセクシータレントたち。ずいぶん前にフジの社員が野菜スティックをアソコに入れてケガを負わせたなんて事件があって、多少は改善されたと信じたいのですが、そういうことをするのは昔の“三冠王時代”の恩恵にあずかった上の人間たちですね」
「セクハラ」という言葉が日本に根づいて30年近くたつが、それでもなかなか被害はなくならない。
「立場などを利用したセクハラは断固許されるべきではありませんが、男女問わず、あしらい方を学ぶべきです。どうしたら周囲の誰も不快にさせずに立ち回れるか、銀座の一流クラブに行って勉強するのも手だと思います。こういう問題は社会に出て必ずついて回りますから、いっそのこと義務教育に組み込んでもいいくらいですよ」
フジテレビといえば視聴率低迷が続き、昨年4月~9月の決算で営業赤字に転落。かつて局の看板だった「月9」も、このところ視聴率1桁台と世間からソッポを向かれている。現在は企業コンサルタントとしての顔を持つ長谷川氏が復活への秘策を明かす。
「上層部のバブル入社組を一掃して、仕事ができる若い世代にもっと決定権を与えるべきです。社長なんて40代でいい。自分と同世代の局員で、優秀な人材がたくさんいます。これまで局内で埋もれてしまっていた才能を掘り起こし、うまく番組作りに生かせれば、フジは2、3年で復活します。今の自民党政権と同じく、癒着と忖度からの脱却が大きなテーマではないでしょうか」
セクハラの撲滅とフジテレビの再興を願ってやまない。
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