爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質...
記事全文を読む→診察室のツボ
長引く咳に要注意。それは風邪ではなく「ぜんそく」かもしれない。「ぜんそく」といえば「小児ぜんそく」のイメージが強いかもしれないが、中高年になって発症するケースもある。むしろ大人の方が治りにくいのが厄介な点だ。「ぜんそく」は、気道(気管支)の...
記事全文を読む→空気が乾燥するこの季節、インフルエンザの流行期に入った。インフルエンザといえば、頭痛やのどの痛み、せき、鼻水の症状に加えて、急な38度以上の高熱や関節痛、筋肉痛を引き起こすのが特徴だ。しかし、最近では、高熱などの症状が出ずに、のどの痛みや鼻...
記事全文を読む→「マイコプラズマ肺炎」の患者が急増している。東京都では9月時点で1999年の統計開始以来、過去最多の報告数となった。これまでは、発症者の約8割が14歳以下と若い世代の感染が多い病気ではあったが、今シーズンは大人の感染者の報告も多い。特に大人...
記事全文を読む→突然発症する「ぎっくり腰」。寒くなるこの時期からが特に注意を必要とする。「ぎっくり腰」は「急性腰痛」ともいわれ、急に立ち上がったり、重い荷物を持ち上げた時、起床時などの際、腰に激痛を引き起こす。主な原因は腰周りの筋肉の衰えだ。正常な腰椎(腰...
記事全文を読む→朝晩と日中との気温差が大きくなるこの時期に注意したいのが「寒暖差疲労」。これは、1日の最高気温と最低気温との差が7度以上ある日や、前日との気温差が7度以上になると疲労がたまり、倦怠感、疲労、頭痛、めまい、食欲不振、肩こりや首こり、便秘・下痢...
記事全文を読む→「花粉症」と言えばスギやヒノキの花粉が飛散する春の印象が強いが、1年を通して何らかの花粉が飛散している。「秋の花粉症」は、夏の終わりから10月頃にかけて発症する。原因となる花粉には、主にキク科のブタクサ、ヨモギ、アサ科のカナムグラ、イネ科の...
記事全文を読む→暑さで突然めまいがする─。「めまい」の症状は脳や内耳に血液が十分に行き渡らないことで引き起こされることが多い。かつては秋から冬にかけての血流が悪くなりがちな時期に発症しやすかったが、暑い夏の時期も増加傾向にあるという。特に夏場のめまいは、脱...
記事全文を読む→夏の疲れが一気に押し寄せる残暑の時期に気をつけたいのが「胃バテ」だ。「胃バテ」とは、食欲不振や胃もたれ、胃痛など胃の機能が低下する症状で、だるさや倦怠感を引き起こすケースもある。原因は様々だ。まずは冷たい食事の取りすぎだ。アイスや清涼飲料水...
記事全文を読む→「手足口病」といえば、子供のかかる病気のイメージだが、大人にも感染の危険性がある。厄介なことに、大人の方が重症化する危険性が高い。東京都感染症情報センターの発表によると、今年は特に感染者数が多いため、より注意が必要になる。この病気は、手のひ...
記事全文を読む→新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、季節外れのインフルエンザにも注意が必要だ。インフルエンザは本来、冬に流行する感染症だが、近年は夏場にも感染者が増える傾向にある。19年には8月の集団感染の事例もあった。実は、インフルエンザウイルスは...
記事全文を読む→「水虫」が足の裏のメラノーマ(悪性黒色腫)の発生と相関することが、東京慈恵会医科大学の研究グループによって発表された。「水虫」は白癬菌というカビの一種による感染症だが、皮膚表面のケラチンというたんぱく質を栄養として繁殖する。主に4つのタイプ...
記事全文を読む→連日の猛暑。気をつけたいのが「熱中症」だ。これは気温や湿度が高い環境下に長時間いることで、体温の調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態。めまいやだるさ、吐き気などを発症し、場合によっては意識障害を起こし、死亡するケースもある。...
記事全文を読む→夏の季節に多い肌のトラブルといえば「あせも」と「汗かぶれ(接触皮膚炎)」だ。「あせも」は強いかゆみと赤みを伴った発疹。汗は体内に熱がこもることを防ぐため、蒸発させて体温を調節する役割がある。しかし、汗がうまく体外に排出できないと、皮膚の内部...
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