一方で原監督は、何とかチームをもう一度立て直そうと躍起である。「8月中旬から『東京ドームは全勝だ!』とブチ上げているんですが、肝心の9月はアウェーが多く、本拠地のドーム開催は7試合しかない。またもやチーム内から失笑が漏れています」(球界関係...
記事全文を読む→原辰徳
現場の混乱はフロントにまで波及──。なんと親会社の読売新聞社までが球団に異例の形で苦言を呈したのだ。去る7月10日、東京都内のホテルで「読売東京七日会」の総会が開かれた。販売関係者を約1000人集めたこの総会は通常、読売新聞の経営や販売につ...
記事全文を読む→重々しいチームのムードを変えるためか、原監督はちょうど川相ヘッドを三塁コーチに据えた直後に期待のドラ1ルーキー・岡本和真(19)を初昇格させた。とはいえ、岡本はファームでも打率2割5分程度で、ホームラン1本という成績。そもそも優勝を争うペナ...
記事全文を読む→史上空前の混セを作ったのは、言わずもがな巨人の体たらくだ。4連覇を目指す球界の盟主は、浮上と降下を繰り返してだらだらと終盤まで来てしまった。ついには原監督の“迷走”まで加速して、チームにはシラケムードすら漂っているというのである。今シーズン...
記事全文を読む→こうしたコーチの入れ替えは昨年のロッテ、今年も楽天などで頻繁に行われている。「数字を見てわかるように、コーチはまったく機能していないのが実情です。村田総合コーチが全体を取りしきっていますが、原監督に『あいつにこう教えろ』と言われると、内容を...
記事全文を読む→近年の異常気象がプロ野球界に飛び火したのか──。首位なのに勝率5割だったり、12連敗してもAクラスだったり、6球団のゲーム差がたった2.5だったり。史上初、異常尽くしの大混戦の嵐が吹き荒れるセ・リーグは、ベンチ裏も大騒動。悲哀と怒号渦巻く人...
記事全文を読む→一向に火を噴かない打線にイラだってか、原監督の発言もヤケッパチ気味だという。「ボール球に手を出す長野の動体視力が落ちていると疑い、検査を受けさせたんです。ところが結果は、卓球選手レベルの動体視力であると証明された。そこで監督はわざわざ番記者...
記事全文を読む→昨シーズン成果を上げていた橋上コーチに関して、原監督は複雑な感情を抱いていたと言われる。そもそも橋上コーチが巨人入りしたのは11年オフ、当時の清武英利GM(64)の肝いりで、戦略コーチとして入閣したのだ。「橋上コーチは就任初年度から、打線の...
記事全文を読む→“腐ってもタイ”か。交流戦のラストは1勝8敗、トータルでも7勝11敗と負け越し、大きく貯金を減らしたものの、不思議なことにセ・リーグでは、いまだに首位の原巨人。チーム内には不安や不満が渦巻いているようだが、この頼りない球界の盟主は、いったい...
記事全文を読む→現実的には、X氏のフロント入りの実現はハードルが高く、内部に障害もある。「球団幹部は、読売の生え抜きの人材以外に実権を持たせる前例を作りたくないでしょうね。しかし、原監督が自分のやりやすい環境を続投条件にしたら話は変わるかもしれません。いき...
記事全文を読む→原監督はX氏の影響を多分に受けてきたという。例えば、先に触れた将来のゴルファー転向案も評論家時代に、原監督の技術を目の当たりにしたX氏から勧められてその気になったそうだ。そして、今季の阿部コンバートまでがX氏の案だったとの説が流れているのだ...
記事全文を読む→“緊急事態”を乗り越えた巨人が、いよいよ調子を取り戻した気配である。一時離脱していた原監督も復帰。今季も頂点を目指すべく采配を振るうが、なんと、その陰には“不正規な参謀”の存在がささやかれていたのだった。シーズン前から故障者、不調者が続出し...
記事全文を読む→開幕から一回りの対戦を終え、早くも各チームの明暗が分かれ始めている。「スタートダッシュ失敗」の陰には、シーズン前の思惑を裏切る大誤算が‥‥。方々で叫ばれている恨み節、怒号、嘲笑のオンパレードをお届けしよう。大誤算が生まれれば、おのずと迷いが...
記事全文を読む→どこか“負け惜しみ”に聞こえなくもないが‥‥。読売グループ関係者は次のように補足する。「そもそも原さんは昔からの“ゴジラ嫌い”。第一次政権時の02年オフ、当時チームの主砲だった松井に土下座せんばかりの勢いで残留要請をしながらもFA宣言されて...
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