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田幸和歌子
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<前立腺ガン>発症リスクを低める注目の食品とは?
近年、患者数が増加傾向にある「前立腺ガン」。厚労省と国立がん研究センターが2022年に公表した「2019年の全国がん登録 罹患数・率 報告」によると、「前立腺ガン」は9万4748人と、男性の部位別ガン罹患数のトップに君臨しているのだ。「前立…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<「白内障」と「認知症」>「白内障」を手術すれば「認知機能」も改善する!?
加齢と共に発症リスクの高まる「白内障」と「認知症」。この2つの病気には意外な関連性があるのをご存知だろうか。「白内障」は、眼の中のレンズの働きをする水晶体が濁ってしまう疾患だ。症状は、視力低下のほか、視界が曇りぼやける、眩しく感じる、物が二…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<敗血症>進行すると多臓器不全で重篤な状態に!
元広島カープのエース・北別府学氏が「敗血症」と診断され療養中だ。元プロレスラーの鶴見五郎氏(22年死去)、作曲家のすぎやまこういち氏(21年死去)や、韓流スターのペ・ヨンジュンもかつてこの病気を患っていた。「敗血症」は、何らかの細菌やウイル…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<人間ドック>健康診断との違いは?
「人間ドック」は何歳から受ければいいのか。最近では、生活習慣を見直し、健康維持の必要性から「予防医学」が注目されている。定期的に自分の体をチェックするためにも「人間ドック」が重要視されているのだ。年齢が20歳以上であれば誰でも受診することは…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<「爪水虫」(爪白癬)>放置しておくと転倒の危険も!
厳しい残暑が続くこの時期は、足が蒸れて水虫に悩まされる人も多い。これは「白癬(はくせん)菌」というカビが皮膚に感染して繁殖するからに他ならない。一般的に、水虫は足だけに発症すると思われがちだが、手や頭、爪など体のあちこちで感染し、皮膚に赤み…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ビタミンD不足>日光浴が少ないと骨粗鬆症の危険も!?
残暑が厳しい日が続き、昼間は外出を控えてしまう人も多いが、そんな人は「ビタミンD」の不足に注意が必要だ。「ビタミンD」は、脂溶性のビタミンで、腸管からのカルシウムの吸収を助けたり、骨の成長促進や血中のカルシウム濃度を調節する役割がある。不足…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<夏うつ>夏バテとの違いはやる気が出ない!
連日の猛暑で食欲不振や睡眠不足に悩まされている人が多いかもしれないが、この時期は「夏うつ」にも注意が必要だ。これは「夏季うつ」と呼ばれている季節性のうつ病で、6月から9月にかけて発症しやすい。「夏うつ」は「夏バテ」とよく似た症状があるため間…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<羞明(しゅうめい)>目が開けられないほど光がまぶしい!
「普通の人が気にならない光でもまぶしく感じる」「室内光でも目に強い刺激や痛みを感じる」──こんな症状を感じたら「羞明」かもしれない。「羞明」は、光を受けた時に目に強い痛みや刺激を感じる状態を指す。ちなみに「羞明」とはまぶしさを意味する。最近…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<アニサキス症>潜伏期間は“距離”に比例する!
アニサキスによる食中毒「アニサキス症」が急増している。これはアニサキスという寄生虫が人間の消化管の壁に食いつくことによって発症する感染症だ。サバやアジ、イワシ、イカ、サンマなどの魚介類に寄生して原因となることが多く、全長2~3センチの白色の…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<坐骨神経痛>お尻から足元にかけて痛みやしびれが続く
お尻から足元にかけてズーンとくる痛みや痺れを感じたら「坐骨神経痛」かもしれない。これは坐骨神経に沿って起こる痛みや痺れの症状のこと。坐骨神経は、坐骨を通り、お尻の筋肉の梨状筋を抜けて足へ向かう末梢神経のひとつで、人によって痛みが出る場所や症…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<日光蕁麻疹(じんましん)>日光を浴びると肌がミミズ腫れになる
例年にない猛暑が続いているが、この時期は「日光蕁麻疹」に注意が必要だ。これは日光に当たると出現する蕁麻疹だ。日光を浴びた皮膚の部分が、赤いミミズ腫れのようになり、強い痒みを伴う。痒みに耐え切れず掻いてしまうと、患部が赤く盛り上がり、湿疹の範…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ヘルパンギーナ>大人がかかると重症化!髄膜炎、心筋炎の恐れも
舌や口の中に口内炎のような炎症ができて食べる時にしみて痛い‥‥。もしかしたら「ヘルパンギーナ」かもしれない。「ヘルパンギーナ」は5月から7月頃にかけて流行する「夏風邪」の一種の感染症だ。潜伏期間は3~6日で、38~40度の高熱が出て、喉も赤…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<蜂窩織炎(ほうかしきえん)>足が赤く腫れて痛い。歩行困難になる危険も
手や足が赤く腫れ上がってズキズキ痛い、熱もあるようだ──その症状は「蜂窩織炎」かもしれない。聞きなれない病名だが「蜂窩織炎」は、皮膚とその下の組織の深部にかけて細菌が感染し、炎症が起きる病気。「蜂巣炎(ほうそうえん)」とも呼ばれる。本来、人…
社会
医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<こむら返り>ふくらはぎに激痛!糖尿病や脳梗塞の危険も
就寝中に、急にふくらはぎの筋肉がつったことはないだろうか。足の筋肉、中でもふくらはぎの筋肉が痙攣することを「こむら返り」という。特に夏に発症しやすいので注意が必要だ。最大の原因はミネラルバランスの乱れ。就寝中や運動中に、汗をかくことで体が脱…