スポーツ

掛布雅之、85年「阪神日本一」の秘訣は「試合を楽しむ」!?池田親興と動画回顧

 今シーズン好調の阪神タイガース。2005年の岡田彰布監督以来、16年ぶりのリーグ優勝、ひいては巨人のペナント3連覇を阻めるか、注目を集めているが、「日本一」となると、吉田義男監督の1985年以来、実に35年遠ざかっている。虎ファンの期待が俄然高まるのも無理はないだろう。

 主に阪神で活躍した元プロ野球選手・池田親興氏のYouTubeチャンネル〈池田親興のちかチャンネル!〉に、ミスタータイガースの呼び声も高い、掛布雅之氏が出演した。掛布氏、池田氏といえば、85年に西武ライオンズを倒して阪神を日本一に導いた投打のヒーロー。掛布氏は第5戦で1回裏に3ラン本塁打で勝利打点を挙げると、続く第6戦でもシリーズ2号となる本塁打を放った。池田氏に至っては第1戦で完封勝利。当時、史上6人目となるシリーズ初登板初完封という快挙であり、阪神に勢いをつけた立役者であった。

 同チャンネルの6月18日付け投稿回〈【言葉の力】チームを超えた日本の野球【掛布雅之】〉を観ると、「日本シリーズは短期決戦って言うけど、7試合はすごく長く感じたの、流れもあるし(実際には6試合)」と話す掛布氏に、「短期には感じなかったです。初めてのことで語るなって話ですけど…」と受ける池田氏。

「そうそう、1回しか出てないのに語るなよって言われるけどさ」と、掛布氏も笑いを誘う中、池田氏は掛布氏からかけてもらった印象的な言葉として、「お前、これはご褒美だと。楽しめ!」だったと振り返った。ほとんど寝ることができなったが、前の晩には吹っ切って試合を楽しんだと言う池田氏だった。

 日本シリーズの前に、まずはペナントだが、両氏の言葉通り、阪神ナインにとって、このまま一気に日本一に挑戦となった時には、あまり深刻にならず、楽しんでプレーに臨めるかどうかがカギになるかもしれない。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」