スポーツ
Posted on 2025年01月24日 09:59

古田敦也が今だから明かす選手兼任監督時代の「代打、オレ」ウルトラC苦悩秘話

2025年01月24日 09:59

「代打、オレ」

 プロ野球におけるあの歴史的なひと言は、いかにして生まれたのか。

 それは2006年7月4日のヤクルト×広島戦。選手兼任の古田敦也監督がベンチから出ると、冒頭のセリフを審判に告げ、自ら打席に向かったのである。

 古田氏は自身のYouTubeチャンネル「フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】」で、次のように回想した。

「いちばんの苦労は、キャッチャーを育てなきゃアカンということなんですよ。僕は16年間、ずっとレギュラーで(捕手を)やってたから」

 しかし、選手兼任監督として大きな話題になっていたことから、

「オレが試合に出ないと、お客さんから『古田、出ろ』って言われるわけよ。『それが面白くて見に来てるの』って。でもオレは、オレの代わりを育てるのが仕事」

 チームの未来を思えば自分が進んで試合に出るべきではなく、若手捕手を起用することになる。だが試合に出ないと、球場に足を運んだファンを落胆させることに…。

「ちょうどええ塩梅で使ったのが『代打、オレ』。それなら代打で出て行くわ、って」

 では、古田氏がプロ野球で初めて「代打、オレ」と言った人物なのか。

 プロ野球にはこれまで、選手兼監督が何人もいた。しかし「代打、オレ」と言ったかどうか、戦前戦後のプロ野球の記録はハッキリしない。

 自身を代打に送った記録に残っている第1号は、初代ミスタータイガースの藤村冨美男。1946年に阪神の選手兼監督に就任し、1956年6月24日の試合で「代打、ワシ」と告げている。

 南海の選手兼監督時代の野村克也も自身を代打に出しているが、これも「ワシ」だった。古田氏は野村監督の薫陶を受けてID野球を身に付け、大捕手に育っている。

「代打、オレ」と「代打、ワシ」。一人称の違いはあれど、どれも観客を沸かせた、ある意味「粋な采配」だったのではないか。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年03月16日 14:00

    阪神ファンゆえに、イジメにあう。そんな子供時代を過ごしたのは、タレントの千秋だ。今でこそ猛烈な阪神ファンのタレントとしての地位を築いているが、そこに至るまでにはツライ体験があったという。それは3月14日の「せやねん!」(MBSテレビ)で、W...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年03月17日 16:30

    毎年ホワイトデーにオリコンニュースから発表される「男性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング」。19回目となる今年の1位に輝いたのは、吉岡里帆だった。5年連続1位獲得により、吉岡は今回で「殿堂入り」となった。庇護欲をくすぐる困り顔、柔らかそうに...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年03月18日 07:15

    小栗旬が年内公開の日米合作映画「バッド・ルーテナント:トウキョウ」で、ハリウッド女優リリー・ジェームズとダブル主演する。同作は1992年の「第45回カンヌ国際映画祭」で話題になった映画「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(アベ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク