人気タレント、間寛平が元山口組系組長に恐喝されていた。架空の借金の取り立てを受けていたというのだが、本誌が取材を進めると、報じられていない〝新事実〟が次々と浮上した。そうした事実を明かせなかった背景には、寛平が消そうとしても、消せなかった山口組との「関係」が存在したのだ。
自宅1階のガラスが割られた〈本人は、容疑者が逮捕されたとの一報を受け、非常に安堵しております〉
6月4日、大阪府警捜査4課は、芸人、間寛平(62)への恐喝未遂容疑で、元六代目山口組系の4次団体組長、服部幸三容疑者(61)を逮捕した。
府警の調べによると、11年1月から12年3月にかけて、服部容疑者は寛平の自宅や所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーに計9通の脅迫文を送付し、所属事務所に1回の脅迫電話をかけている。その封書には、20年以上前に撮影された寛平と服部容疑者のツーショット写真が同封されていた。金銭を払わなければ、2人の交友関係をバラすと脅した疑いが持たれている。服部容疑者は「借金の返済を求めただけで脅していない」と否認しているという。
逮捕翌日の5日に、逮捕事実が公表されると、所属事務所を通じて、冒頭のようなコメントが発表された。寛平が相当におびえていた様子がうかがえる内容だ。
それもそのはずである。寛平は我が身に危険を感じる状態だったのだ。
吉本興業関係者が言う。
「今のところ公表はされていませんが、実は寛平は“カチコミ”をされているんです。3月11日に、自宅1階の窓ガラスを何者かに叩き割られたんです」
俗に言う「ガラス割り」というもので、ヤクザの脅迫行為のポピュラーな手法だ。もちろん、服部容疑者と、この“カチコミ”を結び付ける証拠はない。
「それだけではありません。同じ3月には在阪のテレビ局などにも、同様の封書が届くようになり、そこに明らかに金銭を要求する文言があった。そうしたことから、相談をしていた大阪府警に正式に被害届を出すに至ったのです」(前出・吉本興業関係者)
そもそも2人の関係とはいかなるものだったのか。社会部記者が話す。
「80年頃、寛平は滋賀県の営業先で服部容疑者と知り合ったようです。寛平が東京進出する88年まで、事務所に内緒で営業先を紹介してもらうなど親密な関係が続いたが、寛平の認識では服部容疑者は訪問販売業の社長だったと府警には話しています」
その後、、東京に活躍の場を移した寛平と服部容疑者は疎遠になっていた。再会したのは06年のことだという。
「服部容疑者から電話で呼び出され、しかたなく一緒に食事をしたところ、服部容疑者は多くの若い衆を連れてきたそうです。そこで初めて寛平は『アカン、ヤクザや』と気づき、以後の関係を絶ったというのが言い分です」(前出・社会部記者)
確かに、服部容疑者が正式にヤクザ構成員となったのは、82年である。寛平と知り合った当時はカタギということになる。しかし、交友のあった8年間のうち6年間はヤクザであったとも言える。
捜査関係者はこう話す。
「寛平は被害者や。『ヤクザとは知らんかった』と言うなら、そういうことやろ服部容疑者が自分の組を構えて組長になったのは98 年頃やし、『自分はヤクザや』と言わんかった可能性もある。それよりも解せんのは、寛平が06年に服部容疑者に400万円もの金を渡していることや」
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