近年、特殊詐欺を繰り返すような集団を警察は「トクリュウ」(匿名流動型犯罪グループ)と呼ぶ。その名の通り、一定の組織形態はない。「ルフィ」の名を出すまでもなく、指示役は正体を隠し、遠く海外から命令を下していることが多い。また、今回ミャンマーで...
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「ケータイは飛ばしのヤツを含めて3台あって、電話連絡はカラオケボックスで、メール連絡には『シグナル』を使ってました。そう、一定時間が過ぎると連絡の中身が消えるアプリっすね。現金だけの場合は『シングル』、銀行のキャッシュカードは『板』とか。両...
記事全文を読む→ミャンマー東部での〝犯罪拠点摘発〟が波紋を広げている。そこでは、日本人を含む1万人もの外国人が特殊詐欺に加担させられていた。なぜ人々は異国の地へと連れ去られたのか─。背後には「トクリュウ」の存在があるとされ、そんな犯罪集団に言葉巧みに引き込...
記事全文を読む→どの病院でも、患者同士のトラブルは起こりうる。ところが青森県八戸市の病院で起きた「歯ブラシ殺人事件」は、想像の斜め上をいくホラー展開だった。凄惨な事件が起きたのは、新型コロナの影響で入院患者と家族の面会制限、行政による監査見送りが続いていた...
記事全文を読む→認知症で入院していた89歳の医師にニセの死亡診断書を書かせて、殺人事件を葬り去る――。みちのく記念病院(青森県八戸市)で発覚した「患者間殺人隠蔽事件」は、いわゆる「長期療養型病院」に潜む闇の深さを改めて浮き彫りにした。この記事の前編(2月1...
記事全文を読む→みちのく記念病院(青森県八戸市)で発覚した「患者間殺人隠蔽事件」。青森県警は2月14日、同病院を運営する医療法人の理事長で元院長の石山隆容疑者と、殺害された患者の主治医だった弟の石山哲容疑者を、犯人隠避容疑で逮捕した。事件が発生したのは20...
記事全文を読む→またしても海外を拠点に、特殊詐欺を行っていた日本人グループが摘発された。電子計算機使用詐欺の容疑で2月6日に逮捕されたのは畠中一容疑者を含む5人で、タイのリゾート地パタヤから日本に電話をかける「かけ子」。拠点としていた施設からは、大量の名簿...
記事全文を読む→東京女子医大の元理事長による背任事件、三菱UFJ銀行の元管理職行員による貸金庫窃盗事件など、女性による巨額の経済犯罪が相次いだ。このニュースを聞いて筆者は、「三越事件」で日本中から注目された竹久みちのことを思い出した。2005年に、かつて「...
記事全文を読む→1月24日、とある衝撃的な事件の容疑者が逮捕された。昨年10月に伊豆大島の砂浜で女性の遺体の一部とみられる骨が発見された事件だ。死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕されたのは、畳店を経営する柳瀬宗達容疑者。警察の捜査によると、柳瀬容疑者は高瀬静香...
記事全文を読む→背任容疑で警視庁捜査2課に逮捕された東京女子医大元理事長の岩本絹子容疑者は、東京湾岸警察署(江東区)の「女性専用留置場」に収容され、「担当官の監視下での排泄」「300円程度の粗末な食事を前屈みで」「連日の厳しい取り調べ」といった過酷極まる日...
記事全文を読む→東京女子医大(東京都新宿区)の新校舎建設工事をめぐり、アドバイザー報酬名目で約1億7000万円を不正に支出したとして、警視庁捜査2課に背任容疑で電撃逮捕された元理事長の岩本絹子容疑者。名門女子医大の「女帝」「プーチン」「カルロス・ゴーン」の...
記事全文を読む→東京女子医科大学(東京都新宿区)の新校舎建設工事をめぐり、警視庁捜査2課は1月13日、背任の疑いで元理事長の岩本絹子容疑者=江戸川区東葛西=を逮捕した。建設工事で不正支出された1億1700万円の一部を、自身に還流させていたとみられる。捜査2...
記事全文を読む→東南アジアのタイ北部で行方不明になった、中国人俳優の王星さん。その後、ミャンマーで発見され、無事に保護されたと、タイ当局が発表した。王さんはSNSを通じてタイの大手メディア企業の関係者を名乗る人物から出演依頼を受け、タイを訪れていた。ところ...
記事全文を読む→近年被害が相次ぎ、ついには24年の流行語にすらなってしまった「闇バイト」。捜査のメスがフィリピンの収容施設にまで伸びたことで、強盗団側も新たな対策に着手しているというのだ。「闇バイト絡みの強盗はまだまだ続くよ」そう断言するのは、とあるブロー...
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