この元教戒師が語る。「映画のように、その日は突然、やって来るわけではない。実際には、教戒師が前もって死刑囚に面会し、『何か家族に伝えたいことはあるか』などと問いかける。死刑囚はこれで死刑執行の近いことを知るが、以後、大半の死刑囚は食事が喉を...
記事全文を読む→事件
緊迫した兄弟関係を裏付けるような事件もあった。09年4月には、正男氏が平壌を訪れた際の別荘「ウアム閣」に、北朝鮮の秘密警察の捜査員が乗り込んで内部を捜索、中にいた人たちが連行された。実はこの捜査員を差し向けたのが正恩氏で、正男氏とその同調勢...
記事全文を読む→法務省幹部が続ける。「しかし、判決確定から6カ月以内に死刑執行がなされたケースは皆無。したがって、『共犯者が裁判中は』との規定も条文そのままに解釈する必要はない。要は条文をどう運用するかの問題で、法務省は間髪をいれず『平田の出頭で麻原の死刑...
記事全文を読む→「父・金正日と─」では金正男氏の“開放派”的な考え方や、政治姿勢についても深く切り込んでいる。五味氏が言う。「正男氏のものの考え方は、9歳からのスイス留学で培われました。青春を謳歌した9年間のスイス留学時代でしたが、この間に、彼の思考方法は...
記事全文を読む→正男氏の実像は、世間の抱いていたイメージとはだいぶ違うようだ。「彼は父親が絶対的権力を振るう北朝鮮で、国家のあり方に疑問を投げかけ、経済の改革・開放を父親に進言してきた唯一の人物なのです」(五味氏)海外留学経験を通じて少年時代から西側諸国を...
記事全文を読む→このうち、第1の壁については、昨年5月9日、東京地裁で2度目の再審請求が棄却されている。松本死刑囚は東京高裁へ即時抗告したが、1度目の再審請求と同じく、2度目の抗告も高裁、そして最高裁で棄却される可能性が高い。「そもそも、再審請求中の死刑執...
記事全文を読む→金日成元国家主席の息子、金正日総書記が死去し、三男の金正恩氏がトップの座を継承した北朝鮮。この「金王朝」3代世襲に猛反対しているのが、金正日氏の長男・金正男氏だ。父、弟との確執、祖国追放の真相、そして「王朝廃止・北朝鮮解放」に動く真意――。...
記事全文を読む→一連の裁判は終結したものの、平田信が出頭して新たな展開を見せたオウム事件。教祖の死刑執行を遅らせるための出頭だった、との観測も出る中、本誌はそれをかき消す法務省内部の重大証言をキャッチした。全国民が注視する「Xデー」は、ひたひたと迫っている...
記事全文を読む→グラドル以上のキワドイブーメランパンツで被写体に迫る。そのモッコリ姿のおかげで、「海パンカメラマン」の異名を持つ野澤亘伸氏(43)。実は、地下鉄サリン事件の被害者でもある。そして、平田容疑者の逮捕を受けて、痛恨の記憶がよみがえってきたのだ。...
記事全文を読む→17年ぶりに突如として現れた平田容疑者。誰しもが忘れかけていたオウム事件の忌まわしい記憶を呼び起こすとともに、その出頭には多くの謎が横たわっている。オウムを追い続けた元公安調査庁の菅沼光弘氏が、その謎を解く鍵を本誌に緊急直言した。新興宗教に...
記事全文を読む→一方、紳助復帰には反対意見も多く出ている。あれだけ世間を巻き込み、芸能界と暴力団の親密な関係をクローズアップさせた一大騒動だけに、その反応も当然だろう。先とは別の吉本関係者がこぼす。「吉本内では、独断で発せられた社長の発言を、なかったことに...
記事全文を読む→しかしながら、もし復帰をしようとすれば、暴力団とはもはや関わりがないという、身の潔白をアピールする必要に迫られるだろう。「暴力団との深い交遊に関しては、一部週刊誌と訴訟に発展していますが、出版社を訴えたのは紳助と吉本の連名です。これは報道が...
記事全文を読む→平田容疑者の逮捕により、残るオウム真理教元幹部の特別手配犯は2人。特に「走る爆弾娘」こと教団「厚生省」メンバー・菊地直子容疑者(40)の潜伏先にはいまだ諸説が飛び交っている。菊地容疑者は、95年3月の地下鉄サリン事件で、サリン製造プロジェク...
記事全文を読む→目下、当の整骨院の院長は報道陣に対し、再三囲み取材のような形で、インタビューに答えている。また、すでに警察から任意の事情聴取も受けているという。報道陣に対して院長は、「(斎藤容疑者が)オウムの信者とは知らなかった」と話し、偽名や6歳若く偽っ...
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