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記事全文を読む→貴乃花親方を操る「オカルト教祖」の正体(3)「貴乃花もわかっとるから」
金満宗教家のバックアップを受けているせいか、大阪入りしてからの貴乃花親方は鼻息荒く、相撲協会との対決姿勢を強めている。
春場所を目前に控えた3月9日、「自身の理事解任は不当」などとする告発状を内閣府に提出したと発表。相撲協会を大混乱させたばかりか、場所中は会場内の役員室に常駐しなければならないところを初日から無断欠勤した。
「もはや協会内では孤立無援状態。親方衆からは『解雇すべき』との厳しい意見も出始めた」(ベテラン相撲記者)
貴乃花親方の暴走に「オカルト教祖」はどう絡んでいるのか。真相を聞こうと「龍神総宮社」に取材を申し込むと辻本氏本人が電話で応じた。まず飛び出たのは、相撲協会への痛烈批判だ。
「今回の件は貴ノ岩への暴行事件から始まっているけど、加害者が擁護されて被害者が処分されるなんて、普通は考えられへんよ。横綱3人が絡んだ暴行傷害事件ですよ。こんなことは史上始まって以来なのに、それは放っておいて貴乃花ばかりが悪者としてピックアップされて。それで旗色が悪くなったら今度は日馬富士をやめさせたでしょう。あれには貴乃花もびっくりしてたよ。『なんで引退させるんだ』言うてね。貴乃花自身は、日馬富士には数場所休場してしっかり反省させて、それから復帰すればええと思とったからね。それやのに協会は『臭いものに蓋』やないけど、日馬富士を切り捨てて話を終わりにしようとした。そういう体質やから、貴乃花も内閣府に相談するまでになったいうことがなぜわからんか」
辻本氏と相撲界との関わりは、貴乃花部屋に限ったことではなく、30年以上前からタニマチとして力士や相撲部屋への支援を続けてきたという。以下、辻本氏によれば──。
「日馬富士のおった伊勢ケ浜もそうやし、先代の九重も、亡くなった北の湖もよう知ってる。前は追手風部屋や大島部屋を支援しとった。力士も白鵬から遠藤からみな知ってるよ。今の協会の鏡山やら尾車やら春日野やらはよう知らんけどな。貴乃花部屋は全面的に支援したって12年になるかな。あんなにも不器用で相撲道一本いう男は他におらん。それが気に入って俺は応援してんねん」
貴乃花親方が起こした一連の騒動の「黒幕説」を否定したうえで、今後のサポートについてこう続けた。
「(協会の)親方連中は俺が『言うこと聞け』言うたら聞きよるけども、そんなこと言うてもややこしなるだけや。協会寄りの立場でないと部屋の経営にも差し障るしな。貴乃花もわかっとるから、俺に『味方するよう言うてくれ』とは言わん。大相撲の発展のためには改革をしないといけないと、前からずっと言うとったからね、それだけですよ。雇用問題にしても福利厚生にしても、小中学校に土俵を作って相撲する子供を増やしたりも、協会は公益法人なんやからできるはずでしょ。でも言うだけで何にも実現させんで『何しとんねん』いう話や。今回のことで(貴乃花親方は)協会に“蟻の一穴”を開けたんやから、改革の火を消したらいかんよ。ただのスポーツ協会の運営と違って国技やから。全て神事ですよ。公明正大な解決をして、協会も正しい方向に動かなあかん」
まくしたてる辻本氏のアツい口ぶりからは、平成の大横綱に対する情愛がひしひしと伝わってくるが、
「この宗教団体が個人からどれだけのお布施を集めているかはわかりませんが、子供や孫が難病にかかって、わらにもすがる思いで宗教に何千万円という大金をつぎ込んだり、借金をしてまでお布施をする被害者を私は見てきました。サイトに『貴乃花部屋宿舎情報』というコーナーが設けられている時点で、親方が宣伝に利用されているのは明らか。大横綱の実績を信頼して、この宗教に興味を覚えた人が、宗教被害者になる可能性があることを少しは考慮すべきではないでしょうか」(藤倉氏)
はたして貴乃花親方の一人相撲に「待った」をかけるのは──。
アサ芸チョイス
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