エンタメ

【一杯酒場】東京・錦糸町「四季の蔵」

下町料理「どじょうの柳川」と地酒で一杯 地域に密着した厚いおもてなしが満載の店

 錦糸町駅南口すぐの商業ビルに広大なフロアを誇る「四季の蔵」。その規模の大きさから、大手資本が営むチェーン店だと思ってしまいがちだが、客ひとりひとりに合わせたきめの細やかなホスピタリティを体験すると、ここがれっきとした個人店であることがわかるだろう。

 毎日河岸へ通い、新鮮な魚介類を仕入れる。酒も店名どおり、全国から四季折々の地酒をオーナーの目利きで揃える。膨大なメニューも旬に合わせて常に新しく。そうやっていつ誰が訪れても満足できる下地を作っておいたうえで、常連からの「専用グラスがほしい」という声にも応じ、メニューにないリクエストであっても極力対応する。オープンから約15年、すっかり地域に根ざす人気店となった。

 名物の「本まぐろの瓦造り」のインパクトがすごい。3~4人前というボリュームもさることながら、自慢の本まぐろを縦に切り落とすことで、脂の乗った中トロから赤身まで、それぞれの部位の旨味を余すことなく味わえる仕掛け。もはや、その断面の美しさだけでも酒が進む。赤身の味わいととろける食感を両立した「黒毛和牛の炙り寿司」は、ワサビ醤油の他、スダチと藻塩でより旨味が引き立つ。滋味満点の「どじょうの柳川」も、下町ならではの味わい。

■四季の蔵

住所:東京都墨田区江東橋2-19-1 テルミナ3 2F 電話:03-3631-0200 営業時間:平日11:30~15:00、17:00~24:00 日11:30~23:00 定休日:無休

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身