芸能
Posted on 2018年08月07日 17:58

たむらけんじ、副業焼肉店を爆儲けさせた「芸人の性を利用」巧妙テクとは?

2018年08月07日 17:58

 お笑いタレントのたむらけんじがオーナーを務める「炭火焼肉たむら」の勢いが止まらない。

 今夏には同店を運営する株式会社田村道場が、越境ECモール「ゼンマーケットプレイス/ZENMARKETPLACE」にて“炭火焼肉たむらの肉が入った”レトルトカレーの海外販売をスタートさせると、音楽イベント「ROCK IN JAPAN FES.2018」で盛り上がる国営ひたち海浜公園にも「焼肉たむら」を出店。当のたむら本人はバラエティ番組への出演などが減少傾向にあるものの、焼肉店は絶好調で徐々にその勢力を伸ばし続けている。

「やはり浪速の商才がみごとに発揮されたのでしょう。そもそもたむらの商人としての才能は今に始まったわけではなく、過去には創業したての『炭火焼肉たむら』をテレビで宣伝する手段として、バラエティ番組の収録に臨む直前の芸人や共演者に『ウチの焼肉屋をマズイとボロクソに言ってもええよ』などとアオり、告知のタネを蒔いていたんです。『ウチの店を宣伝してくれ』と言われれば、周囲の芸人も断っていたでしょうが、『ボロクソに言っても良い』と許可されたことで、たむらの思惑通りに本番では同店の悪口合戦が開戦されました。“アレがマズイ、コレがダメ”などの指摘が飛び交い、結果として視聴者は“たむらが焼肉屋?気になる、食べてみたい”といった具合に、全国放送でのしたたかな宣伝は成功したんです」(テレビ誌ライター)

 通常、飲食店が全国放送レベルの電波に乗せてCMを流す場合、数千万円レベルの広告費が必要になることもあるが、たむらは支出ゼロで番組トーク内に宣伝を落とし込み、CMよりもはるかに効果的といえそうな、“ナチュラルな告知”に成功した格好である。「宣伝してくれ」という懇願ではなく、「ボロクソに言って良いよ」と“許可”するように見せたことで、巧みに他芸人のイジりたがりのサガを利用したのだ。

 最近では仮想通貨の波にいち早く食いつき、億を稼いだとも囁かれており、もはや笑えないレベルでの敏腕投資家となりつつあるが、そんなウハウハ状態の中で本業のお笑いとしての活動は継続されるのだろうか?

(木村慎吾)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク