芸能

ヘイジャン中島裕翔が月9で演じる天才役に「原作ドラマの俳優に謝れ!」の声

 10月期の月9ドラマに、Hey!Say!JUMPの中島裕翔が、天才的な頭脳を持つフリーターの役で出演することがわかった。織田裕二主演の「SUITS」(フジテレビ系)は大手弁護士事務所を舞台に、東大卒の切れ者弁護士である織田がみずからのアシスタントとして、その日暮らしの天才フリーターを雇い入れるというもの。中島が演じるフリーターは高二で司法試験予備試験に合格したという触れ込みだ。

 そんな枠組みを聞いただけで「そりゃ無理ありすぎだろう」と思わずにはいられない配役だが、このドラマには原作があるという。海外ドラマに詳しいテレビ誌のライターが指摘する。

「本作品は、2011年からアメリカで放送されている同名の人気ドラマが原作。そのアメリカ版で中島と同じ役を演じているパトリック・J・アダムスは、これが当たり役となって人気俳優の仲間入りを果たしました。そのアダムスは西海岸の名門・サザンカリフォルニア大学(USC)で演劇を専攻し、『コールドケース』や『NCIS ネイビー犯罪捜査班』といった人気作品に出演。29歳にして『SUITS』の主役をつかんでいます。そのアダムスを同じ役を、まさか中島が務めるとは…。フジテレビはジャニーズ人気にあやかりたいだけで、ドラマとしての出来栄えなどどうでもいいのでしょうか」

 原作版でアダムスが演じていた役は、天才的な頭脳と完全記憶力を持つという点では中島の天才フリーター役と一緒かもしれない。しかし原作のほうはもともと弁護士を目指して大学に通っていたという設定で、試験での不正行為が原因で退学処分になっている。それに対して中島の役は高校在学時から天才的な能力を発揮していたという点が大きな違いだ。

「USC卒のアダムスなら弁護士を目指す大学生役もごく自然に演じられますが、堀越高校卒の中島が司法試験予備試験に高二で合格する天才役というのは、いくら何でも無理がありすぎでしょう。しかもアダムスは本作の活躍により、2011年には映画俳優組合男優賞のノミネートも受けています。そんな名優の役を日本版ドラマで演じるなら、演技面でふさわしい俳優はほかにもいくらでもいるはず。それをよりによってジャニタレの中島にやらせるとは、中島や本作の制作陣はアダムスをはじめ、原作ドラマ側に謝ってほしいくらいです」(前出・テレビ誌ライター)

 視聴率のためには演技力よりもジャニーズの知名度。この調子ではまだ、フジテレビのドラマが復活する日は遠いのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
派兵10万人超に!万単位の前線戦死者続出で「金正恩斬首クーデター」が勃発/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【後編】
2
あぁ牧秀悟が…下剋上「日本シリーズ進出」DeNAに巨人ファンの恨み節が止まらない「2020年のドラフト会議」
3
強制収容所より恐ろしい「北朝鮮将校6名爆死」で前線から兵士が逃げ出した/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【前編】
4
49戦して21敗「戦国最弱大名」は生涯落城経験9回の「弱い方のオダ」
5
オリックス監督を退任した中嶋聡が「日本ハムの次の監督候補」に加わった「過去の恩義」