芸能

飲酒ひき逃げ・吉澤ひとみを待ち受ける「刑務所地獄」(1)危険運転致傷罪で重刑に

 9月6日に酒気帯び運転とひき逃げで逮捕された吉澤ひとみの「ムショ行き」が現実味を帯びてきた。「モーニング娘。」の元リーダーで、かつては一日警察署長を務めた優等生アイドルが一転、実刑判決で塀の中へ送り込まれたら──。女囚同士のイジメ、懲罰による、想像を絶する地獄が待ち受けている。

「担当マネージャーや幹部は、彼女が刑務所に入ることを前提にして弁護士と話を進めているそうです。もはや解雇は免れず、いずれにしても二度とタレント活動はできないでしょう」

 こう語るのは、吉澤ひとみ(33)が所属する芸能事務所の関係者だ。まずは彼女が起こした飲酒ひき逃げ事件について社会部記者が解説する。

「事件当日の朝7時頃、酒に酔った状態でミニバンを運転し、赤信号を無視して都内・東中野駅前の交差点に進入。自転車に乗った女性をはねて、近くにいた男性にもケガを負わせました。吉澤はその場から逃走。約15分後に110番通報して現場に戻ってきましたが、検査の結果、呼気から基準値の4倍近いアルコールが検出されて逮捕となりました」

 そんな吉澤は、15年にIT企業経営者と結婚。翌年に長男を出産し、現在は都内の高層マンションで、親子3人で暮らしていた。「モー娘。」のOGとしてタレント活動も好調だっただけに、予想だにしない逮捕劇であった。

 交通ジャーナリストの今井亮一氏が、事件の特異性を語る。

「前日の夜12時までに缶チューハイを3本だけ飲んだと供述していましたが、その量と時間の経過を考えて、呼気から0.58ミリグラムものアルコールが検出されるのはおかしい。警察が行うアルコール検査の正確性が絶対とは言い切れませんが、一方で吉澤容疑者が何らかのウソをついている可能性も否定できません」

 今後、事件の全容解明とともに、吉澤は法の裁きを受けることになる。

「起訴は免れず、正式裁判となるでしょう」

 とは、レイ法律事務所の河西邦剛弁護士。続けて、吉澤が問われる罪状と法定刑を挙げるには、

「報道を見るかぎり、通行人2名を負傷させたことで過失運転致傷罪(7年以下の懲役)、飲酒運転で道路交通法上の酒気帯び運転(3年以下の懲役)、その場から逃走したひき逃げについて、道路交通法上の救護義務違反(10年以下の懲役)と道路交通法上の報告義務違反(3カ月以下の懲役)に該当します」

 それだけではない。今後の捜査の状況によっては、

「現在の報道によると、過失運転致傷罪で逮捕されたようですが、危険運転致傷罪で起訴された場合には、より重い量刑(12年以下の懲役)が求刑されることも考えられます」(河西弁護士)

 警視庁元刑事で犯罪心理学者の北芝健氏もこう言って断罪する。

「人をはねて逃走中の15分間に(水を大量に飲むなどの)何らかの証拠隠滅を図った可能性もあり、今回の犯行はきわめて悪質と言わざるをえません。彼女は昨年にも事故を起こしているので、一般人なら確実に実刑。もし執行猶予がついたら、『芸能人だから許されるのか』と世間も黙っていません。そうした社会的影響も考えて、1年未満の収監となるでしょう」

 逮捕されて以降は、留置先の東京・原宿署で“臭い飯”を食べている吉澤。近日中にも保釈される見通しだが、今後の有罪判決の先には過酷なムショ生活が待っている。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身