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記事全文を読む→カタギでも実践できる「ヤクザ式」健康法を初公開(1)弘道会の本部内にプールが!
「ボーっと生きてんじゃねえよ!!」。素朴な疑問に答えられないと5歳のチコちゃんに叱られるNHKのクイズ番組が話題を集める中、週刊アサヒ芸能ヤクザ担当記者がつぶやいた。「なぜ親分は実年齢より若く見えるのか?」「暴排条例でジムに通えないのになぜムキムキ?」。ならば聞いてみよう、カタギが知らないヤクザ式健康法を!
「ヤクザの世界で有名な親分は、実年齢より10歳以上は若く見える。肌のハリツヤなんて同年代のカタギと比べたら歴然としているだろうな」
そう語るのは、老舗団体の幹部である。17年の日本人男性の平均寿命は80・98歳と6年連続で過去最高を更新。「人生100年」が叫ばれる昨今、アンチエイジングの波はヤクザ業界にも押し寄せている。
「80歳を目前にした組長とお会いした時、シャツの上からでもわかるくらい胸が盛り上がっていたんだ。毎日の腕立てとスクワットで体作りをしているそうなんだけど、なんでそこまで鍛えるのか聞いたら、『抗争相手をブン殴るため』だと、大胸筋を左右交互にピクピク動かしながら言ってたよ」(老舗団体幹部)
こうした武闘派組長のように、ここ数年で筋骨隆々のマッチョなヤクザが増えているという。
だが、暴排条例の影響で、ヤクザを受け入れる民間のスポーツジムは皆無。ヤクザという身分を隠して会員になり、詐欺容疑で逮捕されたケースもある。では、いったいどこで鍛えているのか。「ヤクザライフ」(双葉社)の著者でフリーライターの上野友行氏はこう話す。
「若い世代の中には(逮捕のリスクを承知で)刺青を隠してジムに通っている人もいます。しかし、今はどこの事務所にもダンベルは必ず置いてある。昔と違って連絡は携帯で済むし、事件が起きないから事務所当番は暇なんです。掃除をしたらやることがないので、その間ずっと鍛えている。親分も筋トレ好きが多く、50歳を過ぎているのにベンチプレスで130キロ持ち上げる人もいます。若い衆も一緒にやらされますが、本当は同じ重さを持ち上げられたとしても、親分の前では120キロで限界のフリをして、ちゃんと親分を立てます」
事務所の中にとどまらず、自前でスポーツジムを運営する組織も出てきたという。ヤクザ事情に詳しいジャーナリストが明かすには、
「トレーニング器具やキックボクシングができる設備など、ひととおりそろっているそうです。外からビルを見たら看板に○○ジムと書いてあるので、何も知らない市民が運動目的で入会しようと思ったらびっくりするでしょうね。トレーニングしているのが全員ヤクザだから(笑)。弘道会の本部内にはプールがあると聞いたことがあります。組員たちにとっては、“福利厚生”みたいなものですかね」
ゴルフ場に行って本名を記入すればブラックリストに掲載されていないか照会され、マリンスポーツを楽しむにも、海の家は「ヤクザお断り」の看板を掲げている。暴排条例によって追いやられたヤクザたちは頭を働かせ、独自のエクササイズを編み出していた。
「敷地内で木刀におもりをつけて、1日300回3セットで腕を振り続けることを日課にしている親分もいれば、早朝や夕方になると事務所周辺をウオーキングする親分もいます。ボディガードの組員を何人か引き連れているので、目立ってしまうのが悩みどころのようですが」(ジャーナリスト)
老いも若きも有事に備えて牙を研ぐ。その心構えが若さを保つ秘訣かもしれない。
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