芸能

山里亮太、しずちゃんを“嫌うあまり”消去したモノに共演者ドン引き!

 いくらコンビ仲が悪かったことで知られるとはいえ、これはさすがに許されることではないだろう。10月20日放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)にて南海キャンディーズの山里亮太が明かしたエピソードに、さすがのお笑い好きもドン引きしたという。

 この日は人気企画の「コンビ愛確かめ選手権」に南海キャンディーズが参加。ここで“一番仲が悪かった頃のエピソード”がテーマになると、山里は〈台本からしずちゃんのセリフを消していた〉という過去を告白したのだ。しずちゃんが映画「フラガール」出演などで売れていた頃、「あまりバラエティできないぞという空気を出すために絶対にしゃべらせないでおこう」と考えた山里は、番組の台本をあらかじめ入手。しずちゃんに話題が向きそうな場面では「事前に全部、自分でオチが作れるようにエピソードを作って、自分で落として、次の人に振る」という作業を実践していたというのである。

「その話を聞いたしずちゃんは苦笑いとも困惑ともつかない複雑な表情に。そして『台本(の件)までは知らなった』と前置きしつつ、『話を振ってくれないとは思っていた』と明かしたんです。その上で仲直りしたきっかけを問われると、しずちゃんは『仲直りはまだしてない』と断言。それに対して山里が、犬の話題で会話をしたとのエピソードを口にすると、しずちゃんはきょとんとした表情で『い、ぬ?』と返し、二人の遺恨が収まっていない様子を示していました」(テレビ誌ライター)

 この爆弾エピソードには、司会の矢作兼も「“しずちゃん潰し”してたんだ?」とビックリ。隣に座っていたダイアン・津田篤宏は、山里とNSC大阪校22期の同期ながら、明らかにドン引きの表情を見せていた。そんな山里のカミングアウトについてお笑い系のライターが指摘する。

「二人の仲が良いかと問われれば疑問ですが、今回のやり取りはみごとなコンビ芸と言えるでしょう。山里の激白はどこからどう見ても、山里が100%悪者になることは明らか。そこをあえて自分が道化師になるのは、番組MCなどでも活躍する現在の活躍あってこそです。一方でしずちゃんは、かつては女優としてドラマや映画に多数出演し、ボクシングでは五輪強化選手にも選ばれましたが、現在は女優としての活動はめっきりと減り、ボクシングも2015年に現役を引退。ピン芸人としての活躍も少なく、山里との力関係はすっかり逆転しています。そんな状況の中、二人とも相方がいたから自分の成功があると自覚しており、それが今回のような“ディスり芸”を可能にしているのではないでしょうか」

 どうやら南キャンに限っては、二人が仲の悪さをアピールする限り、コンビ芸としての完成度が高まるようだ。

(金田麻有)

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