芸能

米倉涼子「リーガルV」、切り札・勝村政信が本格参戦も2%ダウンの“理由”

 米倉涼子の主演ドラマ「リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~」(テレ朝系)の第3話が10月25日(木)に放映された。視聴率は15.9%を記録。第1話の15.0%、第2話の18.1%と3話連続で15%超と健闘を見せた。

 今回の見せ場は、勝村政信演じるヤメ検が、法廷シーンで弁護役を請け負ったこと。依頼人の男性は、自分の妻を殺したとして逮捕・起訴されたが、それが、無実であることを証明する、という内容だった。勝村は、高橋英樹が演じる京極事務所の京極雅彦所長の教え子で、現在は弁護士であるという設定。初回より何かと京極事務所に出入りをしていたが、今回の裁判を機に、正式に京極事務所の一員に収まるという展開だった。

 ネット上では「ドラフト会議とかの特番あったからどうかなって思ってたけど、15%超えてるからやっぱり人気だね」といったコメントも見られたが、数字が伸びなかったのは、勝村の起用に新鮮味を感じなかった視聴者が多かったのも事実かもしれない。

 芸能関係者が語る。

「今回唯一『ドクターX』に続く勝村政信の起用の理由は、一定層のコアなファンがついていることが大きいようです。『ドクターX』シリーズでは、ほぼ全シリーズに連続出演しており、勝村政信主演で『ドクターY』と称した3本ものスピンオフドラマも作られていて、確かに好意的な反響も多かったんです」

 例えば、〈リーガルVに勝村政信さん出るなら私見る!〉〈腹黒なのにどこか憎めない人を演じさせたら天下一品!〉〈祝☆大鷹さん、京極法律事務所入り!&勝訴おめでとうございます。なんか自分のことのように、凄く嬉しいんだけど…何故だろw。最後の最後までドキドキした!〉といった具合。

「ところが中には、米倉との息の合った掛け合いに、《ドクターX」と似すぎ!》といった声があるのも事実なんです。勝村は、主役の米倉と周囲の個性派俳優たちをうまく中和させることができる稀有な役者。決して出過ぎないのに、画面にいると安心できる、そのあたりも魅力なのでしょう。しかし、使いかたを誤ると、“諸刃の剣”になる可能性もありますね」(前出・芸能関係者)

 テレビ誌「ザテレビジョン」WEB版に掲載されている出演者リレーインタビューでは、勝村はこんなふうにコメントしている。

〈(撮影の始まったころは)米倉さんも驚くほど緊張されていて…。僕も緊張していたので、いつも2人で目を合わせていました。米倉さんとはもう“親戚”なんで(笑)。(途中割愛)米倉さんとは、お互いのことを本当によく分かり合えています。私生活でもよくご飯に行ったり連絡を取り合ったりとかしているので、本当に信頼し合える仲間ですね。だからこそ、“未知子と加地先生”とは似ないよう新境地を開拓したいんです〉〈もうただのベテランスタッフです。この前「ドクターY」を撮っていたときも、新入社員が入ってきていて。そのときは次も「リーガルV」で一緒だって分かっていたので「次は言わないからな。今のうちに仕事覚えておいた方が楽だから」ってばんばん注意しました。もう近所の口うるさいおばちゃんみたいになっていますね(笑)。〉

“座長”である米倉はもちろん、ドラマさながらに周囲のスタッフともうまくチームプレイをしているだろうことが容易に想像できる。が、本人も自覚しているように、決してなれ合いにならず、「ドクターX」に変に似すぎない演技に今後は、期待したいところだ。

 次回は島崎遥香が夜の接客嬢役でゲスト出演するという。華を添えてくれそうで、こちらにも期待したい。

(島花鈴)

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