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さらに詳しく説明すると、「赤みそ」に豊富に含まれるメラノイジンは、糖の吸収スピードを抑え、血糖値の上昇を緩やかにする効果もある。
「食後、急激に血糖値が上がる現象を『血糖値スパイク』と言いますが、放っておくと血管を傷つけ、脳卒中や心筋梗塞につながります。メラノイジンの摂取は、『血糖値スパイク』の対抗策として非常に有効なんです」
また、「たまねぎ」に含まれるケルセチンは、血管の老化を早める活性酸素を取り除き、血管をしなやかにし、弾力のある強い内壁を保ってくれる。さらに血栓が作られることを防ぐアリシンという成分も含まれており、血流改善の効果も期待できる。血流が改善されることで代謝や免疫力が高まり、心筋梗塞や脳血栓などといった血管病の予防にも効果的なのだ。
小林教授によると、「長生きみそ汁」には他にもさまざまな成分が含まれ、それぞれに健康効果が認められているという。
例えば、善玉菌の代表格である乳酸菌。腸に住む細菌のうち、2割が善玉菌、1割が悪玉菌と言われている。このバランスを「腸内フローラ」というのだが、これが崩れて腸内環境が悪化すると、自律神経のバランスも崩れ、生活習慣病や老化につながるという。
「スプーン1杯の『白みそ』には、ヨーグルト100グラムと同じ量の乳酸菌が含まれていると言われています。そして『たまねぎ』に含まれるオリゴ糖は、善玉菌の餌となり、腸内で乳酸菌を増殖させる効果もある。つまり『長生きみそ汁』を1日1杯飲むことで、腸内フローラを整えてくれる2つの健康成分を一度に摂ることができるのです」
腸内フローラを整えることは、20年間で死亡者数が1.5倍にまで増加している大腸ガンのリスク低下にもつながるわけだ。
「乳酸菌やオリゴ糖以外にも、『たまねぎ』に含まれる食物繊維が悪玉菌の量を減らしてくれます。腸内フローラを整える健康成分がたっぷりで、抗酸化力も強力な『長生きみそ汁』は、ガンにとっては天敵の料理と呼べるでしょう」
中性脂肪とコレステロールが気になっている人にもオススメだ。なぜなら「りんご酢」には、中性脂肪やコレステロール値の低下に効果のある酢酸がたっぷりと入っているからだ。
「酢酸は体内で化学変化を起こしてクエン酸になります。このクエン酸が中性脂肪を燃やす効果を発揮します。『りんご酢』を1日15~30ミリリットル飲むと、中性脂肪が低下するということが臨床試験でも明らかになっています」
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