芸能

米倉涼子「リーガルV」にあの「リーガル・ハイ」的演出が望まれるワケ!

 米倉涼子が弁護士資格をはく奪された元敏腕弁護士を演じる主演ドラマ「リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~」(テレビ朝日系)の第5話が11月15日に放送され、視聴率は15.4%(関東平均値、ビデオリサーチ調べ)だった。第1~4話の推移は15.0%、18.1%、15.9%、16.5%であり、前回よりも少し下がった形だ。とはいえ、毎回、心待ちにしている視聴者が多いのは事実のようだ。

 今回の物語の中心となるのは、林遣都扮する新米弁護士・青島圭太。自分のせいで悔やまれる結果となった事件について、米倉扮する小島遊の助言で今一度法廷で戦う展開だった。ベンチャー企業を興した現役学生社長が暴行され、その犯人として社長の親友であるかに思えた男性が起訴される。これに逆転勝利を得るというものだったが、今回のゲスト出演陣には、特に知名度のある俳優が登場せず、「京極事務所」のライバル事務所に所属する役どころの菜々緒や向井理なども、いっさい出演しないという異例の回でもあった。このあたりが、視聴率ダウンの理由のひとつかもしれないが、芸能関係者が語る。

「今回の裁判では、学生が起こした企業の危機管理の『危うさ』や『もろさ』を露呈した内容でした。つまり、知らないうちに反社会的勢力とのつながりを持ってしまいがちな風潮をうまく活写していました。さらにネット上で匿名での誹謗中傷や、その拡散という行為がいかに言われた側の人々を苦しめているのかということも訴えているようでしたね。米倉演じる小島遊は、反社会的勢力との付き合いが原因で弁護士資格をはく奪された、という設定となっていますが、メイン出演者たちのプロフィール紹介的なストーリー展開も一巡して、いよいよこのドラマの裏テーマがようやく始まったのではないかと感じました。小島遊がどうして反社会的勢力と仕事で絡むことになったのか。お金がらみで苦労した父親を見て抱いた『もし法律を知っていたならば助けることができたかもしれない…』という思いが弁護士への道へ駆り立てたという設定のようですが、このあたりもドラマ後半戦の重要な軸となっていくのではないでしょうか。反社会的勢力とのつながりを描く筋書きをメインに今後ストーリーが動いていくとすれば、お父さん世代までをも取り込める可能性が大いにある。米倉なら、そうした勢力と渡り合うようなハードな役どころも似合いそう、なんて考えてしまいましたね」

 ところで、題名が似ていることから、何かと比較されがちな人気ドラマ「リーガル・ハイ」(12年、フジテレビ系)では、主役の堺雅人演じる古美門(こみかど)の大仰な演技が話題だった。この古美門も小島遊に劣らず、“金の亡者”という設定だったが、決して金だけで動いているとは思えない名セリフが多かった。たとえば、「正義とは金だ」であったり、新垣結衣演じる新米弁護士に語る「君が正義とかぬかしてるのは、しょせん、上から目線の同情に過ぎない。その都度、目の前の可哀想な人間を哀れんでいるだけだ。本当の正義なんて、神様でもない我々にわかるワケがない」などなど。SNSでも、「あちこちに重いセリフが埋め込まれているレベルの高いドラマ」との評判が根強いのが「リーガル・ハイ」だった。

 今後、ハードな展開も予感させる「リーガルV」。米倉演じる小島遊にも、コミカルな部分だけでなく、古美門のような敵にグサッと突き刺さるようなセリフ回しを後半戦に期待したいところだ。

(島花鈴)

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