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貴乃花「ブチ切れ離婚たちまち政略結婚」の“脱金欠”シナリオ(3)後援者が政治家転身を後押し

 それだけではない。報じてきた政治家転身についても、依然として秋波を送る自民党関係者は、来年7月に予定されている参院選挙での貴乃花擁立を諦めているわけではないという。永田町関係者が証言する。

「貴乃花はこれまで一貫して政治家転身について否定していますが、それは具体的な要請を受けていないからで、自民党の関係者は一様に『貴乃花に脈あり』とにらんで、来春に正式打診するつもりです。政治家転身報道が流れてから、馳浩衆院議員と面談した際に非公式に出馬を打診されると、恐縮気味に否定したそうですが、まだまだ色気はありそう。党内では、スポーツ議員のまとめ役である橋本聖子参院議員が直接乗り出せば、恐らく首を縦に振るとみられています」

 しかも先の九州場所での愛弟子・貴景勝の優勝で、うやむやになっている相撲協会改革の野望はいまだついえていないというのだから、今後も「貴乃花爆弾」がいつ炸裂してもおかしくない。永田町関係者が続ける。

「タニマチの中でも貴乃花の政治家転身待望論が根強いのは事実。日馬富士の暴行事件での貴乃花の言動を見てきたタニマチは、『政治家として相撲協会改革をすればいい』という殺し文句があれば、貴乃花が出馬に応じると考えている。中でも貴乃花の近しい支援者である元相撲協会顧問のK氏は出馬容認派と言われている人物。K氏は相撲協会顧問の立場の地位保全を求めて、現在、裁判で争っている。8月には東京地裁がK氏の請求を棄却するなど、依然として相撲協会と対立しているだけに、この場外バトルが貴乃花の政治家転身の引き金になるとみている政界関係者も少なくありません」

 仮に出馬ともなれば、大きな援軍となるのがパートナーの存在だ。与党関係者も、バックアップはいとわない、と太鼓判を押す。

「国会議員は多忙を極めるだけに、できれば独身よりも妻帯者であることが望ましいのは永田町の常識。特に貴乃花のように口下手なタイプであれば、内助の功を発揮する女性がいれば、これほど強いことはない。自民党でも女優の水野真紀の夫である後藤田正純議員のように、スキャンダルがあっても地元で夫の留守を守る妻の存在があれば、選挙でも支持が落ちることはない。景子さんがいれば、盤石だったと思うのですが‥‥」

 相撲協会への退職届を出してからは、それまでの引きこもり生活からここへ来て精力的な活動に転じているという。

「貴乃花は相撲協会の退職後、精力的にかつてのタニマチへの挨拶回りを続けているばかりか、新たな人脈の開拓にも余念がない。今後、ちびっこ相撲の振興に注力したいだけに、親方時代とは違うスポンサーを探しているんです。しかも、全国の神社に土俵を奉納するという壮大なプランも実現させたい。そこで相撲の歴史も学ぶという計画もあるそうです」(スポーツライター)

 すでに一部報道では「東京大学の研究員になりたい」という貴乃花の肉声も紹介されているが、来年4月から「大学生」になる動きもあるというのだ。スポーツライターが続ける。

「これまでのような協会の仕事がなくなって、いわば浪人の身。そこで聴講生として、スポーツ学や神道など日本の伝統について学ぶ意志を持っています。後ろ盾となっている川淵三郎氏の母校、早稲田大学の名前も挙がっています」

 離婚を機に、文字どおり裸一貫になった貴乃花。「金欠」という最大の難問にどう挑むのか。

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