芸能

天才テリー伊藤対談「ぱいぱいでか美」(1)名前は先輩の軽いノリでつけられて

●ゲスト:ぱいぱいでか美(ぱいぱいでかみ) 1991年、三重県生まれ。高校卒業後、音楽系の専門学校へ進学するため上京。バンド活動を開始し、キーボードとボーカルを担当。2012年、バンド解散。その後インディーズでソロ活動を開始し、コアなファンを獲得する。14年、シングル「PAINPU」を発表、ジャケットに自身のヌード写真を採用し話題に。同年、「有吉反省会」(日本テレビ系)に出演。その後、同番組の準レギュラーとなり、一般にも知名度を広げる。アイドルユニット「APOKALIPPPS」や「吉川友にぱいぱいでか美」などソロ以外でも活動中。2月22日、初の著書「桃色の半生! ~仲井優希がぱいぱいでか美になるまで~」(リットーミュージック)が発売予定。

「名乗るほどでかくないがそこそこでかい。」のキャッチフレーズを掲げ、歌手としてのライブ活動、バラエティー番組、グラビアなどで注目されるFカップタレント・ぱいぱいでか美。一度聞いたら忘れない名前を上回る、数々の破天荒エピソードに、天才テリーも仰天の連続!

テリー すごいインパクトの名前だね。みんなには、どう呼ばれてるのかな。

でか美 「でか美」です。時々「ぱいぱいさん」なんて呼ぶ方もいたりしますけど(笑)。

テリー ハハハ、そこを名字だと思っているんだ。俺はでか美ちゃんのことを深夜のバラエティーやネット番組で見ることが多いんだけれど、本業はアイドルなんだよね。やっぱり憧れなんかがあったの。

でか美 いえ、私は肩書としてはタレントを名乗っていても、アイドルじゃなくて歌手になりたかったんです。小学校の時に、当時デビューした宇多田ヒカルさんを好きになったことがきっかけです。子供だったので、宇多田さんの天才ぶりが理解できていなくて、「頑張れば16歳で歌手になれるんだ。じゃあ私も!」みたいな感じで。

テリー いや、当時は衝撃的だったものね。

でか美 そのあと、ポケットビスケッツの千秋さん、ハロー!プロジェクトのももち(嗣永桃子)も大好きになって「あんなふうになれたら」と思っていました。

テリー ももち? あのへんてこりんな娘、宇多田ヒカルと全然違うじゃない。

でか美 根本としてテレビっ子、というのが大きいんだと思います。テレビに出ていて歌う人に憧れて、宇多田さんを最初に見たのも「HEY!HEY!HEY!」で、浜ちゃん(浜田雅功)にどつかれているところを見て「いいなぁ」なんて思ったんです(笑)。

テリー なるほど。「音楽一本でいきます」っていうタイプとは違うところに引かれたわけだ。

でか美 それで高校卒業後、三重県から上京して音楽系の専門学校に通い始めたんです。でも周りと話が合わなかったので、同じキャンパス内に系列の大学があって、そこの軽音部に入りました。

テリー お、そこから本格的に音楽の世界へ。

でか美 はい。先輩に誘われてバンドのボーカルとして2年ぐらい活動したんですが、メンバー全員が学生じゃなくなった年に解散することになって。

テリー ああ、卒業と就職は、学生バンド解散の大きな理由だよな。

でか美 でも私としては、ちょうど専門学校を卒業して、フリーターをやりながらバンド活動を続けていこうと決意したばかりだったんですよ。

テリー でか美ちゃんの本気を、他のメンバーは共有できなかったわけだ。

でか美 他人と組んだバンドって、こんなに簡単になくなるのか、とすごくショックを感じて、「またこんなにツラい思いをするくらいなら、もう1人でやろう」と。

テリー その時の名前は?

でか美 バンドの時から同じで、メンバーの先輩に「お前のアダ名は“ぱいぱいでか美”な」くらいの軽いノリでつけられました。今思えばセクハラなんですが、なぜかその時に「めっちゃいい名前ですね!」なんて受け入れてしまって。実際、今でも気に入っているんです。

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