事件
Posted on 2019年02月20日 12:53

「茨城女子大性殺人事件」廣瀬晃一容疑者の素顔(3)「目隠し」で浮上した猟奇性

2019年02月20日 12:53

 元警視庁刑事の北芝健氏が、異常性に顔をしかめる。

「被害者女性がおよそ3時間もかけて地方まで足を運び、さらに廣瀬容疑者との金銭の授受をほのめかす目撃証言があったことから、“ゆがんだ男女の関係”にあったとする見方が多いのは無理もない。また、コンビニで容疑者に言われるまま目隠しをして、車に乗り込むまでは、いわば無抵抗の状態。特に、相手女性の視界を奪う、この目隠しという行為に、猟奇的かつ異様な人物像を感じずにはいられません」

 一方、菊池さんが金銭的に困っていたという話も出ている。

「両親が離婚し、母子家庭で東京での1人暮らしだけに、生活費などは自分で稼ぐしかなかった。被害者がわざわざ現地まで足を運んだのは、30万円という高額の提示があったからとみられている。また、被害者は心身に重大な問題を抱え、学校にはあまり通えなかったようです。友人などには相談せず、自分で抱え込むタイプで、勇み足を踏んでしまった可能性がある」(捜査関係者)

 学校のある文京区湯島から電車で十数分の駅にある菊池さんのアパートを訪ねると、近隣住民が重い口を開いた。

「アパートは昨年春にできたばかり。被害者の女の子が真っ先に入居してきましたよ。アルバイトか何かで忙しいのか、早い時間に部屋の電気がつくことはなかったけど、週末に洗濯物を干している姿は見たことあるよ。テレビで見たとおり、かわいらしい娘さんでした。ちょうどこの週末に親御さんが来て、早々に部屋を引き払っていかれました」

 東京に送り出した娘の早すぎる“無言の帰宅”など誰一人望まなかったはずだ。

 北芝氏が断罪する。

「容疑者が死体遺棄現場近くに被害者女性のコートや下着をそのまま放置していたことから、社会性の欠如がうかがえます。また、この手のゲームオタクは、顔が見えないのをいいことに、ネット上で別人格を形成することが多い。自分の欲望を満たすため、ウソを並べ立てるのに、なんら罪悪感を持たない卑劣漢でしょう」

 容疑者の自宅には幼稚な犯行を物語るかのように、ロボットのフィギュアが残されていた。

 12月に19歳の誕生日を迎える直前に被害にあい、帰らぬ人となった女子大生──。凄惨な事件の真相が明かされることを願うばかりだ。

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