芸能

「ダメオヤジ&ダメ後輩」のために働きまくる浅野忠信の“意外な稼ぎっぷり”

 あの浅野忠信がシャカリキになって働きまくっている。自分のためではなく、不祥事を起こした実父や同じ事務所に所属していた後輩俳優のためだという。 

 浅野の所属事務所は先頃、性的暴行をはたらいた疑いで警視庁に逮捕された新井浩文が所属。逮捕後、事務所は新井を解雇処分にした。新井が出演していたせいで公開延期、中止になった映画、放送中止、配信中止、放送延期されたドラマ、映画DVD発売延期、ネットCM配信停止などのトラブルが相次いで発生。新井が払えなければ、マネジメントしていた事務所が損害賠償金を支払うことになる。その額ざっと10億円は下らないというのだから、馬車馬になるのも当然だ。

「浅野も運がない。事務所は父親が社長を務めている。看板俳優は浅野で、有名どころは新井と三浦貴大ぐらいでしたから、今は三浦しかいない感じです。父親は00年と08年に薬物事犯で有罪判決を受け、17年11月30日に法律違反の薬物を巡る容疑で逮捕。昨年3月に懲役2年執行猶予5年の有罪判決が言い渡され、もっか薬物依存の治療中だそうです。父親に代わって浅野が評判ガタ落ちになった事務所を支えていかなければならない事態になっていたところで、一緒に支えてくれる存在だった新井が逮捕されたわけですから心が折れるんじゃないかと心配ですよ」(芸能ライター)

 新井には被害者との示談金交渉や支払いが待ち構えている。はたしてどれだけの金が払えるだろうか。

「テレビ出演がそれほど多いわけではないので、少々意外な気もしますが、近年ハリウッド作品や中国映画などワールドワイドに活躍する浅野なら、返せない額ではないはずです。浅野は、俳優だけでなく、多趣味な才能を生かしてロックバンド活動やアーティストとしても引っ張りだこの人気。3月末まで『TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展』を開催中で、この5年間に描きあげた3634点からえりすぐりの700点を公開しています。期間中は、有料イベントの開催や、画集やシルクスクリーン版画、Tシャツなどを販売。シュールな画風がバカ受けして売れ行き絶好調らしいですよ」(ネットライター)

「破天荒な父親」を反面教師にしたせいか、性格は極めて温厚。幸い娘はモデル兼女優、現役高校生ながら役者デビューしているなど、浅野家には、明るい要素もある。金銭面では当分苦労しそうだが、何とかこの難局を乗り切れるか。

(塩勢知央)

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