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記事全文を読む→振り返る「平成元年」の芸能界(6)「イカ天」を終焉に追いやった連発不祥事!
人気低迷か外的要因か理由は様々だが、いくら社会現象を巻き起こしても、また国民的人気を誇ったとしても、テレビ番組とは必ず“終わり”の時が来るものである。
平成元年、個性あふれるバンドを次々に輩出し、バンドブームを盛り上げ人気絶頂にあった「イカ天」(平成名物TV「三宅裕司のいかすバンド天国」)=TBS系=に激震が襲った。9月30日の朝刊各紙に、《「イカ天」ディレクター逮捕》の大見出しが躍ったのである。
「法律違反の薬物を所持していたとして神奈川県警が逮捕した10人の中に、『イカ天』の制作会社の29歳のディレクターが含まれていたことが発覚したんです。司会の三宅裕司は番組冒頭で、『一見、怖そうに見えるパンクをやってるヤツだって、みんな根はいいヤツなんだと言い続けてきたのに、こんなことが起きて本当にすみません』と謝罪しました。それでも視聴率が急落することはありませんでしたが、ブームに水を差してしまったことは間違いありませんでしたね」(芸能記者)
この問題は、視聴者の心にザワッとしたものを残していたのだろう。翌平成2年3月にも、28歳の番組構成作家がやはり法律違反の薬物所持で逮捕。今度ばかりは、さすがに世間の批判が目に見えて厳しくなり、視聴率は急落。同年末に番組は2年を持たずして最終回を迎えることとなり、バンドブームも終焉となった。
現在、トップの人気を誇るバラエティー番組といえば、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)。昨年は宮川大輔が担当する人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」が、存在しない祭りをデッチ上げて放送していたヤラセ問題が批判を受け、番組存続の危機とも囁かれた。
「視聴率にはほぼ影響はありませんでしたが、数字は移り気だし、特にバラエティー番組は風評の影響を受けやすいもの。どんなに熱狂した番組でも、短期間に不祥事が続くと簡単に視聴者は離れてしまいます。今、現場では“とにかく不祥事だけは起こすな”と厳命されています」(日テレ関係者)
今年中にまた問題が発覚すれば、「イッテQ」だってどうなるかわからない。
(露口正義)
アサ芸チョイス
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