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記事全文を読む→侍ジャパンWBC開幕直前の「怒号ビーンボール」劇場(1)厳粛な場で監督はジャージ
もはや待ったなし。3月2日、第3回WBC本戦がスタートする。ところが選手の調子も上がらなければ、選考や怠慢行為を巡って首脳陣への信頼も揺らぐばかり。チームの躍進に影を落とす、危険球スレスレの内幕を暴露する。
2月20日、山本浩二監督(66)から28人の侍が発表された。あとは決戦に向かうばかりなのだが、その選考法を巡って球界から異論が噴出している。
「最初から28人を選んで、欠員が出たら補充すればよかった」
という意見である。
落選者を出して、いたずらに一流選手たちのプライドを傷つけるのは配慮がないというわけだ。
「実は代表に残った選手の中からも苦言を呈すように同じ意見が出ています。そして、以前から誰よりも声高に主張してきたのが中日の高木守道監督(71)です」(スポーツライター)
前回大会は派遣選手ゼロだった中日だが、今回は多くの候補者を合宿に送り込んでいた。ところが、大会直前になって、浅尾拓也(28)、山井大介(34)、大島洋平(27)の3人もが落選。井端弘和(37)のみの選出となり、高木監督は先の発言を再び蒸し返すほど、激怒している様子なのである。
そんな中、中日のキャンプでは、1月の段階で「右肘の不安」を理由にはやばやと代表を辞退していた吉見一起(28)が、ブルペンで222球を投じるほど絶好調なのだ。
「投手陣に不安を抱える代表スタッフからは、『吉見がいれば‥‥』との嘆き節も出ている。しかし、今になって追加招集をしようにも、高木監督の怒りを考えると、実に頼みづらい状況を作ってしまいました」(前出・スポーツライター)
山本監督が波紋を広げてしまうのは、何も選考だけではなかった。代表候補が宮崎に集結した2月14日の全体ミーティング時点から、選手との間に微妙な空気が漂っていたという。
「全選手を前にした山本監督は、79年の日米野球で自身が伝説のナックルボーラーのフィル・ニークロから本塁打を打ったエピソードをあげ、長々と話したんです。ところが選手たちの反応はすこぶる悪く、あとから『話の意味がわからない』『ニークロって誰?』などと失笑が漏れる始末だった」(NPB関係者)
そのミーティング前には、「侍ジャパン・オナーピン」が贈呈されるイベントが行われたが‥‥。
「厳粛な場だったにもかかわらず、山本監督がジャージ姿で登場し、場所がホテル内だったこともあって、『どこの風呂上がりのオッサンだ』と関係者がつぶやく一幕もあった。キャンプ地の宮崎からいち早くイベントに駆けつけたソフトバンクの攝津正(30)、森福允彦(26)、大隣憲司(28)の3人が練習終わりにもかかわらず、しっかりスーツ姿だったのを見た監督が面食らった表情をしていたのが印象的でした」(前出・NPB関係者)
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