社会

動脈硬化防止には赤ワインが効く!「正しい酒のつきあい」で高血圧とサヨナラ

 高血圧に悩む人にとって飲酒は大きな問題。飲めばますます悪化するはず…と悩みながら飲んでも心はモヤモヤ。結果、何の得も得られないという、最悪な結果に。しかし実際には、酒を飲むと血圧は一時的に下がるのだという。近著に「酒好き医師が教える 薬になるお酒の飲み方」(日本文芸社)がある秋津医院院長・秋津壽男氏は次のように語る。

「基本的にアルコールが体内に入ると血管が広がり、血流がよくなるため血圧は下がります。そして、それを脈拍で補おうとして脈が速くなり、アルコールが体内で分解され代謝していくにしたがって元の血圧に戻っていく。酒を飲むと顔が赤くなり、ドキドキする感じがある時は血圧が下がっている状態なんです」

 酒はかねてから「百薬の長」とされてきた。

「1日2合日本酒いきいき健康法」(柏書房)などの著書を持つ秋田大学名誉教授の滝澤行雄氏によれば、

「アルコールには、もともとその薬理作用である麻酔、ストレスの緩和、食欲増進、栄養効果があることが知られていましたが、最新医学ではこれらの作用に加えて、アルコールが生活習慣病を予防し、健康と長寿に大きな影響を及ぼしていることがわかってきました」

 無論、これには「飲み方を間違えなければ」という前提条件が付くことは言うまでもない。では、血圧を急変動させないためには具体的にどんな種類の酒を選ぶべきか。前出の秋津医師は語る。

「飲むのなら、動脈硬化を予防するポリフェノールが多く含まれる赤ワインなどを選ぶほうがいい。赤ワインは酒の中でも動脈硬化を抑える成分が多い」

 7月9日発売の週刊アサヒ芸能7月25日号では、血圧安定に効く酒の種類やつまみ、飲み方などを詳細にレポートしている。酒とうまくつきあって、この夏を楽しく健康に過ごそう。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」