エンタメ
Posted on 2013年04月02日 09:54

大人のTPP、モザイクこそが貿易障壁だ

2013年04月02日 09:54

 ついに安倍総理がTPPへの交渉参加を発表した。さっそく発表された試算では、日本製自動車などの輸出で2.6兆円もプラスになるという。日本が誇るアダルト業界もまた、下半身を巡る日米貿易戦争へと突入。新たな輸出品目として米国のマーケットを占拠することは間違いない!

「見たいというのであるなら、外国産はおやめなさい。だんぜん国産である」

 小説家・開高健氏は、かつて著書「風に訊け」で日米の裸のフィルムについてこう語った──。

 15日、安倍晋三総理(58)がTPPへの交渉参加を発表した。参加国間ではヒト・モノ・カネが自由に動き、国際自由貿易というリングで戦わなければならず、我らがジャパンAVは押し寄せてくるアメリカンポルノと戦わなければならないのだ。「世界の下半身経済が儲かる理由」の著者、BRICs経済研究所・門倉貴史所長はこう予想する。

「アメリカのポルノ作品と日本のAV作品の競争力を比べると、日本のほうが断然有利だと見ています。貿易関係で見ると、日本の輸出超過になる可能性は高い。アメリカの作品は、ほとんどストーリー性がなく行為の場面が中心です。それに比べて日本はストーリー性が重視されていて、芸術性も高い。加えて童顔の女優さんが多いのですが、実は世界的にAVのトレンドというのは童顔・若い子が出演している作品が好まれる傾向があります。特に白人の場合はそういったニーズが強いのですけれども、それに日本のアダルトビデオはマッチしているので、かなり需要が高いのではないかと思います」

 ネット時代の現在では、すでにアメリカでも日本のAVが出回っていると思えるが、広大なお国柄で、まだまだマーケットは存在するという。

「アメリカでポルノはDVDとして売られるより、ホテルなどでお金を払って見るケースが多いのです。今のところ“和物”はそこに入っておらず、日本のAVの認知度が高まれば、そうしたところで見られるケースが多くなります。そうなれば相当な規模の市場に参入することができ、多額の著作権料が増える可能性はあります」(前出・門倉氏)

 ジャパンAVが質の部分で圧勝することが予想されるが、唯一、“懸念材料”なのがモザイクだ。アメリカンポルノの強みである結合部の「モロ映し」も、日本の国境を越えた瞬間にモザイクがかけられ、そのパワーは喪失。日本国内では限られた愛好家が見るのみとなっているが、AV評論家としても活躍する藤木TDC氏はこう予想する。

「アメリカは自国のポルノを売りたいのですから、今のモザイクは撤廃しろと要求してくると思いますね。自国の大型の車を売らんがために、軽自動車税を廃止しろと要求してきたごとくです」

 しかし、日本には刑法175条で規定された「わいせつ物頒布等の罪」がある。違反すれば2年以下の懲役または250万円以下の罰金が科せられてしまう。これを改正する可能性はあるのだろうか──。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク