エンタメ
Posted on 2013年04月11日 09:54

武論尊、北斗の拳「本宮と組むのは絶対に嫌だ」

2013年04月11日 09:54

──そんな女性観が作品に活きてる気がしますよね。

武論尊 ハハハハ! だから嫌う人は徹底的に嫌いますね。特に女性の作家は、「女性をもの扱いしてる。奴隷みたいな、男の言いなりになる女性しか書いてないんじゃないか」って。だから結構女性蔑視があるんじゃないかっていう評価をする人はいますけど、怖いんですよ。どう扱ったらいいかわかんないんですね。

──あと意外なのは、「ドーベルマン刑事」連載以前に精神的に追い込まれて壊れたことがあったって話で。

武論尊 そうですね。その時にもう完全に自律神経失調症で。そのあと、「サンクチュアリ」の時もこのまま書いてたら絶対に俺は潰れちゃうなと思って、連載を中断して逃げたんですよ。半年休ませてくれって言って北海道の牧場に。その時、本宮から電話がかかってきて、「サンクチュアリ」を誉めてくれて。

──そういうのって‥‥。

武論尊 初めてです。この仕事で初めて本宮に誉められて、これはホントうれしかったですよ。この仕事やってよかったっていうぐらいの瞬間だったですね。

──そのへんがまたホ〇ソーシャルな関係というか、怪しいところですよね。

武論尊 あいつはどんな気持ちで言ったか知らないですけどね。やっぱり1回頂点に立ったりとか、ある程度名前が出ると落とせないんですよ。「あいつもう終わった」って言われるのが一番嫌なんで。自分のなかで終わったなと思ったら自分で幕を引きたいっていうのがあるから。自分のなかではあと1~2本、もう1本池上先生といいものを書いて、それを最後にしたいかなっていうのはあるね。

──「最後に本宮と組んでみたい」みたいなのは?

武論尊 これが不思議なんですけど、本宮とは組むのは絶対に嫌なんですよ。だってお互いがお互いの才能を全部見せ合うんですよ、原作書くってことは。俺、嫌ですもん。本宮が「おまえ、こんなもんしか書けねえの?」って言った瞬間、俺そこで終わりますから。俺が本宮に「俺の原作をおまえこれしか絵にできねえの?」って言った瞬間、やっぱり終わりですよ。それはやっちゃいけないと思うから。ましてや俺より絶対にオリジナリティあるじゃないですか。俺、自分よりオリジナリティがある漫画家さんと組んでも意味ないと思ってるんで。自分の足りないところを思い知らされそうで嫌ですね(笑)。

 

プロインタビュアー 吉田豪

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月18日 14:00

    3月17日の明治学院大学白金キャンパスは、卒業式に出席したスーツ姿の男子学生や袴姿の女子学生で華やいでいた。その中でも、花柄ベージュ色の袴でひときわ目を引いていたのが、元「モーニング娘。」の北川莉央である。アイドルウォッチャーが解説する。「...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月19日 07:45

    4月29日公開予定の映画「SAKAMOTO DAYS」。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による漫画で、ストーリーは次のような感じだ。「かつて伝説の殺し屋として恐れられていた男・坂本太郎は、ある女性に恋したことを機に殺し屋を引退。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク