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田中将大のNYライフを脅かす「ヤンキース版・二流オトコ」が出現!

“ヤンキース残留”を目指す田中将大だが、その交渉は遅々として進まないようだ。そして、ヤンキースを巡る「不可解な情報」も、田中の再契約問題に絡んでいた。

「8月16日のインディアンス戦で勝利投手となり、田中はこれで9勝目。今季は本調子ではないピッチングも見られましたが、あと1勝で、6年連続2ケタ勝利。メジャーリーグに移籍して以来、ずっと2ケタ勝利をおさめたことになり、『6年連続』は日本人投手では初の快挙となります」(特派記者)

 本調子ではないとはいえ、先発ローテーションを守ってきた実績は、「残留・再契約」として評価されるべきだろう。しかし、球団との交渉が難航している理由は意外なところにあった。

「田中の7年契約が終了するのは、来年オフ。現時点では球団と田中の代理人が探り合いをしている段階ですが、田中サイドが5年の長期契約を望んでおり、ヤンキースはそこまでの長期契約はできないとし、妥協点を探り合っている感じです」(米国人ライター)

 ヤンキースの田中に対するシビアな見方は7月末までの補強トレードで予想できたという。この時期、ヤンキースのように優勝を狙うチームは、ピンポイントで弱点を補う。先発投手を補強すると思われたが、それをしなかったのは、「ポスト田中」を、交換要員で相手球団から求められたからだという。

「ヤンキースが将来のエース、そして、4番も任せられるとし、マイナーで二刀流として育てている選手がいます。デイビー・ガルシアと言って、もともとは打者で育てていましたが、投手もできると分かり、二刀流教育に切り換えました」(前出・米国人ライター)

 ガルシアはまだ粗削りではあるが、ストレートの威力は一級品。計測器で測定したところ、メジャーの一流投手に匹敵する「3000回転」を記録したという。

「ガルシアのメジャーデビューはさほど遠くないと思います。田中の長所は本調子でなくても責任イニングを投げてくれるところ。安定感は評価されていますが、ガルシアが育てば、田中の価値は下がります」(前出・米国人ライター)

 二刀流がブームにならなければ、ヤンキースも打者として頭角を現しつつあったガルシアに投手のテストをさせなかっただろう。

 ガルシアを“温存”してか、ヤンキースが一件も前述の補強トレードをまとめなかった。田中はその時、自身の長期契約での再契約の見通しに関して「ヤバイ」と思っていたのかもしれない。

(スポーツライター・飯山満)

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